テラーノベル
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舞台はアメリカフリーク州
ミンリ「人生初のアメリカやにゃ!!」と両手を拳で握って気持ちよさそうに上に上げるのだった。
T「そう言えば、ハクランさんが今は私とムラクモさんと同級生なのは、一体なんで何ですか?」
ミンリ「それはね、私とハクランの実家が精神科のクリニックでね、ハクランはママとパパを見て医者になりたいと言ったの。それでフリーク州の最先端の医療を学びたくて1年間SALA学園で学ぶために留学したんや!」
ムラクモ「そうだったんですか。まあそれでも私とTさんが彼女と接点がなかったのは彼女がいかに努力家なのかが伝わりましたよ。」
Tの回想シーン(昨日。場所は東京フリーク区の合同アパートにて T「フリーク州にあるスプーキーアンドオーサムロケーション学園(The Spooky and Awesome Location Academy)で略してサラ(SALA)と呼ばれているところで学ぶんですよね?」
ムラクモ「ええ、そうです。確か、意味は不気味で心から素晴らしい場所の学園という意味です。つまり、多くの変わり者や除け者たちが安心して共同で生活できる託児所から大学まである一貫教育なんです。特徴はアメリカ特有の飛び級制度があることです。」
T「しかも、我が母校の日本の空前絶後・エキセントリック学園の姉妹校としても知られています。その学校の留学生たちが交流として、フリーク区に来ることも年に二度あるそうです。逆に、空エキからの留学生たちがフリーク州のサラ((SALA))に来ることもあります。」
ミンリ「まあ私があんたたちの歳の頃も結構留学生たち来てたやんね!!」)
現地の少しセクシーで人形みたいなヨーロッパ系のアメリカ人女性が強い生理痛の影響なのか、お腹を抱えて苦しそうな様子で地面に蹲っていた。
T「大丈夫ですか? 私たちはあの疑似体験のおかげで、あなたの辛さが10%くらいは分かります。これ、温かい飲み物です。」
ヨーロッパ系アメリカ人の女性「……このノーミー男子、なんて魂が進化してるの……(トゥンク)見ない顔だね、ありがとうね。君たち日本人留学生なの?」
ムラクモ「ええ、そうです。東京フリーク区で生まれて育ちました。まあそちらのTさんはあなたがいう日本におけるノーミー世界出身なんです。私は天野ムラクモと言います。よろしくお願いします。」と握手をするのだった。
ムラクモの心の声「ブロンドのロングヘア、青の目、少しセクシーで人形みたいな見た目。ファッションは60年代のネオ・レトロなスタイルだ。」と
ドイチュラント系アメリカ人女性「僕はサスキア・レニ・ティリー(Saskia•Leni•Tilley)だよ。よろしくね!」とムラクモに握手し返すのだった。
ミンリ「はじめまして、白鳳ミンリというにゃ!よろしくね!今からどこに行くんや?」
サスキア「SALA学園に行くの。それにしてもごめんね、生理痛で学校に行くのが大変だったんだよ。ありがとう。我慢し過ぎたかもしれないね。バカだよね私は。」
T「いいえ!全然そんな!!私たち実はフリーク区から来た留学生なんです。それで私たちもSALA学園に行くんですよ。」
サスキア「嬉しい!ありがとう!君って謙虚なんだね!僕の場合はやっぱりナプキン当てて、本当に薬飲んでも大変だよね!!」
ムラクモ「無理しないでいいですよ。痛みは個人差ありますから。フリーク州の学園でも男性たちはみんな生理痛疑似体験をするんですか?」
サスキア「そうだよ。日本でもやってるんだ!!優しいね、フリーク州とフリーク区は!!」
ミンリ「一緒にSALA学園に行こう!楽しみなんや!!」
※東京フリーク区の空エキ学園の姉妹校の
アメリカフリーク州のSALA学園の外観は、巨大な日本建築の瓦屋根が特徴で、内観はカリフォルニア州や日本から取り寄せた木で出来た日本の自然素材で作られています。理由は、日系人や日本人移民の尽力によって建てられているからです。
守り神はニホンオオカミやシーサーとなっています。
T「日本っぽくて最高ですね!!」
ミンリ「本当やにゃ!!もう第二の故郷やん!!」
ムラクモ「私たちの学校の空エキみたいな西洋建築とは対照的ですね。ガーゴイルやグリフォンと言った魔除けが置いてあって、ロマネスク建築として建てられていますね。主な特徴は、イメージとして厚い壁、小さな窓、石造りの半円アーチ、そして重厚で安定感のある外観です。」
サスキア「そうなの?ロマネスク?なんだかローマ建築みたいな響きだね。美術の授業で習ったかも!!」
そして、SALA学園に入り、いよいよ授業始まるのだった。
生徒たちはみんな個性溢れる人たちだった。
例えばメガネをかけた173cmくらいの数学が得意なアフリカ系アメリカ人の男性もいれば、173cmのピンクが大好きなイングランド系アメリカ人の男性、坊主頭で数珠を持っているフィリピン人女性、常にハイテンションで情熱的な性格のユダヤ人女性たちも個性を尊重し合ってSALA学園に通っているのだった。
日系アメリカ人の男性教師「よし!!今からアメリカの歴史についての授業を始めるぞ!!それじゃあ20ページを開いて。」と笑顔で熱く語るのだった。
Tの心の声「190cmくらいのムキムキなゴリマッチョで日系人男性初めてみたな。しかも無邪気に語ってるし体育会系だな。」
サスキアの心の声「コロンブスの話聞くと、僕が0歳の時に行ったあのお化け屋敷を思い出すんだよなぁ。あとTたち留学生も自分たちのお化け屋敷に参加したって言ってたしな。」
男性教師「今から、コロンブスの歴史について教えるぞ!アメリカがまだ誕生していない300年以上前の話だ。15世紀のヨーロッパは大航海時代だったって訳だ。覚えとけよ!試験に出るからな。当時のスペイン王国がバーラトを目指して香辛料を手に入れたかった。けど、当時敵対していたオスマン帝国のルートを通つ必要があった。そんなのクソ無理だということで、アフリカを通らなければならなかった。そんな時に国王はコロンブスを派遣したって訳だ!」と「んんん!」と口を閉じて手を握って準備して整えるのだった。そしてTに指を指すのだった。
男性教師「そこの日本人留学生のTだったっけ?お前は歴史に詳しいと聞いたぞ。姉妹校の空エキの中じゃあ歴史の成績が優秀だってな。コロンブスが国王に派遣された時どうしたかみんなに聞かせてみろ!!緊張してもいい。自分のペースでいいんだから!!ゆとりを持って自分を信じて話せ!!」
Tの心の声「えぇ?話せって言われてもなぁ」と緊張気味な様子だった。ムラクモとサスキア、ミンリが笑顔でTを見つめるのだった。
Tは立ち上がってゆっくり解説するのだった。「コロンブスはバーラトに向かうために、アフリカを通ろうとしましたが、偏西風によってたどり着けず新大陸と呼ばれたアメリカに辿り着きました。そこで、彼は先住民たちをバーラト、いやここではインドと使いますね。つまりインドの人々だと勘違いして、彼らをインディアンと呼びました。私はネイティブアメリカン、ネイティブ系と呼びますね。そんな彼らでしたが、コロンブスを暖かく迎え入れて贈り物を差し上げました。コロンブスも彼らにとっては見たことがない贈り物を差し上げ物々交換していました。それがやがて悲劇を生みました。コロンブスはスペイン国王のため、新たな土地を手に入れたいという大義名分のもと、ネイティブ系を虐殺しました。それだけではありません!!ヨーロッパで持ち込まれた天然痘によって免疫力がない彼らが苦しみ、亡くなりました。彼らにとっては土地と信仰を…守りたかった…でもコロンブスたちに奪われて住みかを失いました….正義って何なんだろうなと今でも感じます…」と咽び泣き、先生も生徒たち全員あのお化け屋敷を思い出したのか、咽び泣くのだった。
男性教師「解説をありがとうな…日本人留学生のT!そうだよ!!正義って難しいんだよ!!だからこうやって歴史を学んでるんだよ!!お前は最高のフリークだ!!」
コメント
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読み終えました〜!第16話、SALA学園に到着して授業が始まるところ、わくわくしましたね🥀 特にTが歴史の授業で先生に当てられて、コロンブスの虐殺について自分の言葉で語るシーン、すごく胸に響きました。「正義って何なんだろう」って咽び泣くTの気持ち、重かったです…。でも先生が「お前は最高のフリークだ」って認めてくれたのが温かくて、救われました🤍 個性豊かな生徒たちやサスキアとの新しい出会いも楽しみです!次が気になります🌙