テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
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43
#tgbt
無
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毎回チャットノベル試すんですけど
難しいから諦めてます、ゆゆはです
今回は初のtgbt 書きます
【年の差故の悩み】
ty「 」 gk『 』 モブ[ ]
※ご本人様に直接の関係はありません
※コメ欄での伏字にご協力ください
【剣持side】
もうじき冬だというのに、やたら蒸し暑い
部室で防具を外す
[剣持、今日もみんなで飯食い行かね?]
「あー…今日は用事あるから」
[そっか、じゃあまた今度な、お疲れ!]
「うん、お疲れ様」
薄暗い道を進むと段々街灯が少なくなる
空を見上げると、紺色の上に星が白く映えていた
ふと、思い出してメッセージの画面を開き、一番上のメッセージに目を通す
【家にいます】
30分ほど前に送られたメッセージ
たったそれだけのメッセージに寂しいような、嬉しいような心地がした
「…ご飯なんだろ」
冷たい風が吹き抜ける
今日こそは、という僅かな期待を胸に少し早足で家に向かった
住宅街に入って家々の明かりが見え始めた時、家のベランダに人影が見えた
少し伸びた彼の髪には、柔らかい風が吹き付けていた
少し遅れてこちらを見つけた彼が小さく手を振る
「ただいま」
小さく掠れた声で答えた言葉は、多分彼には届かなかった
「ただいまー」
『とやさん、お帰りなさい』
「半袖でベランダ出て、寒くなかった?」
『んー、そんなに』
そう言った彼の鼻は少し赤くなっていた
帰ってくるのをいつから待っていたのか考えるとなんだかおかしくて、つい笑みが溢れた
「…っふふ、説得力ないしw」
『そんな笑わなくても』
「っふは…w…ごめんってw」
『もー…早く風呂入ってきてください』
少し拗ねたようにそういう彼に軽く謝りながら、風呂に向かった
『…はー、食った食った』
「がっくんのカレーはいつ食べても美味しいですからね」
ソファーで肩を寄せ合い他愛もない話をする
疲労と満腹で襲いくる眠気を振り切る
『…とやさん、こっち、おいで』
そう言って膝の上を示す彼
頬が少し熱くなるのと同時に、鼓動が早くなるのを感じた
少し躊躇いつつも彼に背を向けて膝に乗ると、後ろから柔らかく抱きしめられた
『ん、いい匂い』
「…別に、がっくんも同じ匂いですけど/」
『んー?…そうかなぁ?』
首元の僅かなくすぐったさに身を捩らせる
『…とやさん、動かないで』
「っ動かない、でって…むり…/」
『俺、とやさんの匂いすげー好き』
「……っあ/」
突然自分の口から出たあられもない声に驚き、口を押さえる
後ろで彼の動きが止まるのを感じた
「…あ、ごめんなさ」
『とやさん』
急に耳元で囁かれ、胸が高鳴る
だが、予想と反して彼の膝から降ろされると彼は2人分のティーカップを持ってキッチンに向かった
『そろそろ12時ですし、寝ましょう』
その言葉に頭の中の何かが弾け、今まで貯めてきた想いが爆発した
「…っ僕じゃ、だめなんですか?」
『……え?』
「…1年、一緒に住んでて…がっくん一回も手出しませんでしたよね」
『…っとやさん?何でいきなり」
「っ僕が…僕がずっと、16歳だからですか?」
言いながら頬を伝う涙に気がつく
それも気に留めず、胸から溢れた思いを次々言葉にして彼にぶつける
「…僕が可哀想で付き合ったんですか?
僕がずっと高校生だから、手を出さないんですか?」
『とやさん、ちょっ』
「…っ僕…そんなに…魅力、ない?」
『っ違う!』
部屋に大声が響く
彼に今までにないほどの力で抱き寄せられる
『…大事だから』
「大事…?」
『…俺、今までこんなに誰かを好きになったことって無いんですよ…だから、どうしても慎重になって』
肩に顔を埋めてか細い声でそう言う彼を、優しく抱きしめる
『…手出したいって、何回思って、何回思いとどまったか』
「…でも、そういう事したいって思ってるの、自分だけだと思わないで欲しい、です」
僅かな恥ずかしさを感じつつもそう呟くと、彼が大きなため息をこぼした
『本当にとやさんは…好き、マジで大好き』
「…っ何ですか急に/」
『…とやさん、こっち見て』
顔を上に向けると優しい笑顔をした彼と目が合い、ゆっくりキスをされた
『…とやさん、本当にいいの?…こういうのじゃ済まないんすよ?』
「…ダメなら、こんなこと言わない、から」
『…分かった、でもあんま煽んないでくださいね?…優しくできなくなる』
「…っう/…なんかがっくん、急に肉食じゃない?/」
『へー…自分が煽ったくせにそんなこと言うんすね』
いつもより僅かに細くなった目は、さながら獣のように僕の姿だけを捉えていた
『ちょうど明日休みだし、都合いいっすね』
「…っだから誘ったんだよ…気づけばか/」
『…へー、それって優しくしなくていいってことですよね?』
「…!?ちょっ、ま、がっく…んっ/」
こうして次の日は、2人でゆっくりベッドで過ごしたそうです
このお話が好評だったらR18部分も書こうか考えてます
コメント、リクエスト、お待ちしてます💕
コメント
1件
ゆゆはさん、初めてのTGBTチャレンジお疲れさまです! 年の差カップルの「大事だからこそ慎重になる」気持ちと、「自分だけが焦れてる?」という不安のすれ違い、すごくリアルで胸にきました。ベランダで待ってた彼の鼻の赤さとか、「説得力ないしw」って笑う剣持さんの優しさが愛おしい。ラストの「都合いいっすね」で空気が変わるところ、めっちゃ良かったです。続き、気になります…!