私は寿命で死んでしまう。そんなの前からわかっていた。死にたくない…けど、これは変えられないから。笑った顔、泣いた顔、怒った顔…君はコロコロと表情を変えるね。ちょっと強めに行ったら嫌そうな顔もしてたっけ?私の命の刻限が迫ってきている…わかってるよ。私はすがらない。素直に死んでやる。でも…願いが叶うなら…君とまた一緒に過ごしたい…
あの日から数日が経った。私は覚悟を決めなきゃいけない…君は来てくれるかな…?私に会いに来てくれるかな?わからないよ…でもね、私は無理のない生活より楽しい生活のほうが嬉しいなぁ…儚く笑う君は綺麗だった。みんなから可愛いって言われる私でも嫉妬するくらいに美しかった。
真横に私の手を握る人は居ない。君はあのとき言ったよね…「君が死ぬ頃迎えに行くよ。僕は君を受け入れるよ。」って…嬉しかったんだ…あの言葉が。死ぬのが怖いと思ってしまったあの日…君の口から零れ落ちた言葉で私は救われたんだ…
私は君に手紙を残そうと思う。まぁ、読んでくれるかは分からないし、君には全部お見通しだろうけど…少しくらい抵抗させてよね!読まれっぱなしは嫌だもん。
コメント
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なんて言うんだろうなんか…うん