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『…まとめると、椎名と一緒に霊を払う仕事をしていて、学校での仲がいい友達ってこと?』
椎名「まぁ、そういうことになるなぁ…。」
『へー…、私は剣持刀也を暗殺しようとしてるけどそのことは椎名はいいの?』
仲がいいなら椎名でもショックを受けたりするのかな。
少し興味がわく。
…これで興味がわくのは結構やばいかもしれない。
椎名「あー…よくはないかもしれへんなぁ、でも、いつかは狙われると思っとったしショックはないかも」
椎名「あてぃしは暗殺側と肩組んでるとこあるから何にも言えへんわ、」
『…、剣持刀也の不思議が少しわかったきがする、』
椎名「それはよかったわぁw」
椎名はそういうと笑っていた顔が急に少し真剣な顔になり、口を開いた。
椎名「…あてぃしは何とも言えないんやけど、剣持は強いで?」
『…普通の剣道部所属の高校生ではないってこと?』
椎名「うーん…まぁ。」
すこし曖昧な返事をすると、
椎名でも少し難しいのかほかの人に比べると整ったきれいな顔をしかめる
そうすると「そうやなぁ…」などと悩んでいるような声を上げる。
椎名「…詳しく言いすぎると暗殺側に手を貸しすぎてることになってまうからこれくらいで、」
『…わかった、ありがと椎名。』
『…、私と敵対することになったとしても、手加減だけはしないでね』
この言葉を言ったすぐ、チャイムの音が鳴り響く。
椎名「…もうわかったん?さすがに早すぎると思うんやけど…w」
椎名が焦ったような焦っていないような、よくわからない声色だけど笑っている、私の言葉では伝えることが難しい顔を見せる。
『まだ、なんとなくだけど。椎名は隠そうとしてるのがわかりやすいよ。』
椎名「わかりやすいといわれても、お前に隠すのは難しすぎると思うわ、w」
まぁ、長年一緒に話してきた仲だし。
『…それもそっか。』
『また話そ。椎名。』
そういって空き教室のドアを開ける。
椎名「そうやなぁ、やっぱお前と話してると楽しいわぁw」
『それは何より、ばいばい』
椎名「おつかれさんした~」
こう別れを告げたとき、空き教室に私たちの声が少し響いた。