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地雷さんは回れ右お願いします( . .)”


渡辺さん目線からです( . .)”


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


きっかけなんてものは特になかった


バイト先から帰宅する途中ショーウィンドウに映る自分の姿をぼんやりと眺めながら


今日が俺が俺で居られる最期の日である事を本格的に悟ってしまった


ショックではなかった、いつかこの日が訪れる事は分かっていたから


焦る気持ちを抑える事は出来なかった


最期にあいつに会いたいと思った


しょっぴー「(こんなことなら携帯持っとけば良かったな~)」


小さな後悔を胸にひたすら走る


アパート近くの公園に辿り着く頃には息切れもひどく冬だと言うのに額からは汗が溢れてくる


見てくれも気にせず電話ボックスに入ると


震える手であいつの携帯の電話番号を押す




ふっか「もしもし、❓」


焦りと不信感が混ざったような彼の声


しょっぴー「あ、えっと、」


ふっか「なべ❓あれ泣いてる❓わら」


彼の声を聴いて安心してしまったのか額から涙が流れる


ふっか「なべが電話かけてくるって珍しいねなんかあった❓わら」


ふっか「てゆーかごめん今忙しくてさ、わら」


出張で地方に出かけている彼は仕事が忙しいせいか、少しだけ声を荒らげて喋る


それでも声を聴けただけで嬉しかった


しょっぴー「(最期くらい良いよな、)」


ワガママを言っても許されるのだろうか


しょっぴー「今から、会えないよな、?」


ふっか「え❓わら」


彼の驚いた声が聴こえる


ふっか「なべから会いたいとか珍しいねわら」


しょっぴー「うっせぇ」


ふっか「今日は甘えたい気分ですか❓わら」


ふっか「でも急に言われてもなぁ」


ふっか「ほら、今仕事で出張に出てるでしょ❓わら」


ふっか「すぐに帰るにしても2、3時間はかかりそうだし、わら」


ふっか「夜更かししてたら肌が荒れちゃうよ❓わは」


ふっか「明日じゃいや❓わら」


しょっぴー「明日、、か、、、、」


今日という日は俺にとっては最期の日でも


ふっか「あ、バイトだったっけ❓わら」


しょっぴー「いや、明日で大丈夫。」


ふっか「ちょっと拗ねないでよ❗️わら」


彼にとってはなんてことない一日でそれが少しだけ寂しかった


しょっぴー「急にごめん仕事頑張れよ」


最期に彼に迷惑をかけたくないと思った


しょっぴー「それじゃあ」


しょっぴー「バイバイ」


彼の返答を聴くよりも先に通話を切る


家に帰ったら荷物を整理してこの街を出ていこう


あいつとの思い出も全て処分してしまおう


明日の自分があいつの存在に気づかないように


明日の自分にあいつが恋をしないように


しょっぴー「我ながらほんと酷いやつだよなぁ、、」


あいつに本当の事を言わなくてよかった


言葉にしていたらもっと泣いてしまっていたから


しょっぴー「(そーいえばあいつに好きとか言ったことなかったなぁ、)」


最後くらい言えば良かったなんて後悔を胸に


もう二度と会うことの出来ない


大好きな人との日々を思い返しながらいつまでも受話器を握りしめていた




𝑻𝒓𝒖𝒆 𝒆𝒏𝒅__



♡200

君のニセモノに恋をする

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コメント

2

ユーザー

やっばいガチ マジこれ一番好きほんとに 最高 しょっぴーの気持ちになるとマジ複雑になる。ふっかぁぁぁ! 好きすぎるこの作品

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