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4月 ○日


読者の皆さん、

初対面の皆さん…!

初めまして、今日は!

私は、極普通の、高校生ー自称 「真面目ちゃん」です!

…本名は、って?

あぁ、そう言えば、本名すら名乗ってませんでしたね!

では、気を取り直しまして。

初めまして、私の名前は、真面目 真面子 (まじめ まじこ)、華の 高校二年生 (女子)です…!

「名前まで、真面目なんかーい!!」

仕方がないじゃないですか!

家の両親も、私と同じく、真面目なんですから!

まぁ、私よりは真面目じゃないでしょうけど!

「そこ、開き直るとこちゃうやろー!」

ううっ、すみません…。

「…あほかー!、何で謝んねん!」

いやいや、私は、真面目なんですから…。

読者さんの突っ込みも、真剣に受け取るべきでしょう!?

「…ほんまに、真面目なんやなぁ…!」

はい、私、真面子ー真面目ちゃんーは、ド真面目の、そして超の付く程の、お人好しJKですが、それが何か?

「…。」

こう見えても一応、私、真面目に女子高校生ライフ、送っているんですよ?

「…真面目に、ってことは…、

忘れ物も、ほとんど、してへんのか?」

ええ、勿論です!

真面目過ぎるから、遠くのクラスにいる友達が、私に忘れ物を借りに来る程なんですよ~!

うふふふふ…!

「…何で、喜んでんねん!

っていうか、喜びすぎひんか!?」

…ふふっ、だって、頼られるの、嬉しいじゃないですか!

…まぁ、自分が大分と、友達に利用されているのは、薄々気付いていますが…。

「…ほぅほぅ、嬉しいんか!

…って…!

…利用される前に、その友達に、物貸したらあかんて!」

だって、仕方がないじゃないですか…。

その友達に、困った顔で、

『真面目ちゃん、家庭科の 教科書とか、持って無い?

実は、忘れちゃって…💦』

と、焦った声で、尋ねられたら…。

彼女が、可哀想じゃないですか!

授業が、まともに受けられなくて!

「…そ、そうなんか…。」


ー今日も今日とて、友達に忘れ物を貸す真面目ちゃんに、読者の皆さんは、こう思った。

(この 超絶 お人好しを、何度説得しても、納得してくれへんのとちゃうか?)

…と…。


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