20××年○月○日
僕らは、戦場へと向かった。
行く道中、数々の遺体を見た。
ヒョン達は、静かに顔を伏せていた。
ジミンは、怖がっているグクの肩を抱き寄せて背中をさすっていた。
僕も、見るのが怖くなって腕の中に顔を埋めた。
部隊は、いくつかに分かれていて、それぞれ行く場所が違った。
僕とジミンとグク
ナムジュニヒョンとホソギヒョン
そしてジンヒョン
僕らが、場所についてヒョン達と離れる時
ヒョン達は
🐨「大丈夫。すぐ終わるさ。」
🦄「そうそう。すぐ終わって、またBTSでarmy達とLIVEしようよ。」
🐹「元気でな。グクを頼んだ。」
と言ってくれた。
🐥「早くarmyに会いたいですね!」
ジミンが明るく言った。
🐰「ヒョン達も元気で。」
グクも、涙目になりながら笑った。
僕は、口を開けなかった。
喉の奥が詰まった。
もし、会えなくなったら?
もう、帰れなかったら?
ヒョン達が帰って来なかったら?
ユンギヒョンやarmyに何かあったら?
僕が話さないでいるとジンヒョンが
🐹「テヒョン!」
と大きな声で僕の名前を呼んだ。
僕がビックリしていると
🐹「いつもの優しさと明るさで、みんなを笑顔にしてくれよ!」
ニシッと笑ったヒョン。
僕は、その笑顔を見て目の前が霞んだ。
🐯「ぅッグスッ、はいッ」
泣き声の混じった声で、答えた。
するとヒョン達はニコッと笑ってくれた。
ヒョン達の姿が遠ざかっていくのを
僕らは、ただじーっと見つめていた。
コメント
2件
くっっ…ジンヒョンの言葉がむねにつきささる、、、2話からなみだめなんですけど!? 次回も楽しみに待ってまーす!