(本当に注意です⚠️)
僕らの任務地に来てから3日が経った。
戦況は悪化する一方で、負傷者だけでなく死者も沢山出ている。
テヒョンやグクは、いつも銃を持つ手を震わせていた。
4日目
3人で、少し休んで話していた時
テヒョンが
🐯「銃声が聞こえるたび、胸が苦しくなるんだッ…
また、罪のない誰かが傷つけられて、その人を大切に思っている人達とか、armyとかの顔が浮かんでッ…
銃なんか持ちたくないのにッ…」
体を震わせながらそう言った。
🐰「ヒョンに会いたいッ、戦いたくないッ…
armyに会いたいよッ」
グクも泣きながら言った。
グクもテヒョンも周りの人達も、精神的にキツいんだ。
したくもない殺し合いをさせられて、何でこんな事にッ…
どこかで聞いた事がある
『戦争は、人が人じゃなくなる』
って。
本当にその通りだと、今身をもって感じる。
僕はただ、2人の話を聞いてあげることしか出来なかった。
6日目
3人で、基地の周りを見回りしている時だった。
カンカンカン!
🐰🐯🐥「ッ!?」
兵「敵襲ー!!全員、持ち場につけー!!」
敵の軍が、攻撃してきた。
あいにく、持ち場と反対側にいた僕らは
🐯「走れっ!」
テヒョンの一言で急いで走った。
ダンダンダンッ!
銃声が響き始めた時だった。
ダンッ!!
1つの弾が、僕の体を貫通した。
🐥「かはっ」
僕の口から、血が吹き出た。
🐯「ッ!?ジミンッ!」
🐰「ジミニヒョンッ!!」
2人が顔色を変えて、僕の方に走って来た。
でも、もう僕はダメだ。
確信していた。
弾は、心臓と肺を貫通していた。
せめて2人はッ
🐥「ゲホッゲホッこっちに来ないでッ!」
2人が驚いた顔を見せた。
🐥「逃げてッ!はやッゴホッくッ!」
🐰「でもっ!!」
グクはまだ、僕の方へ走って来ていた。
🐥「テヒョンアーー!!」
僕は、最後の力を振り絞って、叫んだ。
🐥「グクをッ!連れて行ってッ!ゲホッグクをッ守ってッ、僕のッゴホッ最後の頼みを聞いてッ!!
親友でしょ!!ゴホッ」
🐯「ッ!」
テヒョンは、悲しそうな顔をした。
そして、グクの腕を掴んだ。
🐯「ジミナっ!絶対ッ、絶対ッ」
泣きながら、何かを言おうとしている。
でも、僕はテヒョンの言葉を遮るように
🐥「行けーーーー!走れーーーッ!!」
叫んだ。
テヒョンは泣きながらグクを引っ張って走って行った。
🐰「嫌だッ!ジミニヒョンッ!!」
2人の姿を見送った。
だんだん、意識が遠のいてきた。
ヒョン…まだこっちには来ないで下さいね…
僕は、一足先に行きます…
あー、armyとまたLIVEしたかったな…
また会いましょう…
大好きな兄弟達…
コメント
2件
え、えええええ!?!?じみんちゃん、、、!!!生きて、生きてくれ、、、クオズの友情、、😭😭😭😭次回が気になりますよー!!これは銅賞に入るわな、、、流石〜!!😍😍 次回も楽しみにまってます!!!