テラーノベル
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入園してすぐ目当てのアトラクションに並んだ。
ボートに乗って進んで行って、最後に急降下するやつ。一番前だったこともあって水しぶきがかかる。
少し前までは気恥ずかしかったけど、今は楽しい気持ちの方が大きかった。
「あはは、二人共濡れちゃったねー」
「すぐ乾きますよ」
持っていたタオルを使って、隼人君の濡れた髪や服を拭く。そのあと私を拭いてくれた。まだまだ濡れているけど、隼人君の言う通りすぐに乾くはず。
「ありがと。写真買ってくるから隼人君はここで待ってて?」
「何でそうなるんですか。俺も行きますって」
隼人君が彼氏になって、その彼氏とテーマパークでデート。楽しくないわけがない。ずっと笑顔。
「お、隼人見っけー!」
写真を見ている時に後ろから聞こえた声。
振り返ると、男女数人組が近付いて来ていた。
隼人君の友達だということに気が付いて、繋いでいた手を離そうとしたけど離してくれなかった。何度か試みても離してくれることはない。
夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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#溺愛
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コメント
1件
ああ、すごくいいなあ……! テーマパークデートのこの距離感、もうドキドキしちゃいました。濡れた髪を拭き合うところとか、写真買いに行くときのちょっとした言い合いとか、全部が自然で微笑ましい。それに、友達に見つかって手を離そうとしたのに離してくれない隼人君の態度、すごく彼らしいというか……「俺が彼氏だって知らせたい」みたいな気持ちが伝わってきてキュンとしました。続きが気になりますね!