選択肢1:左の廊下へ進むを選択しました(左廊下ルート)
私達は左の廊下へ進むことにした。
その廊下は一本道で途中で道が別れることもなかった。
あっさりと次の扉を見つけることができた。
___「なんだ、こんなに簡単に来れるんじゃん」___
友達の一人がそう呟いた。私は少し違和感を覚えた。
__こんなあっさり?本当にそうなのか。おびき寄せられただけじゃないのか。
そんな考えを切り裂くように、不気味な音が響いた。
視線を上げると、友達の一人が扉を開けてしまっていた。
待って!!
慌てて声をかけたが遅かった。友達は扉の先へ進んでしまった。
他のみんなもその友達につられて進んでいった。
私は一人、扉の前に残された。
進むべきなのか考えていると友達に腕を引っ張られた。
__何も起こらない、、、?
___「大丈夫だって、心配性だなぁ」___
たしかに何も起こっていない。私が心配しすぎただけなのか。
そう、安堵すると後ろから、なにか金属を引きずっているような音がした。
全身から汗が吹き出してきた。でも友達は音に一切気付いていない。
伝えようとしてもうまく声が出ない。どうしよう、、、
音はどんどん近づいてくる。
体中が痛い。意識が遠のいていく。
もうだめなんだ。
バットエンド
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