テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
先に言っとく、『』のやつは水宮枢のセリフですぞ。
二話からは一話から大体10年後位の年月が経っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『何年くらい食べてるんだろ…..?』
誰か居るわけでもないが独り言を呟く。
『生まれてから何年くらい経ったけ….?』
自分の生まれた年月を忘れるほどに長く生きているのか。と自己完結し、この事を忘れることにした。
『最近は肉さんたちも来なくなったしな~』
『暇だな~』
暇といっても肉を食っていただけではない。肉を食べる前にそれが喋っている事を聞き取り、今は完璧に人類の言葉を扱えるようになってきた。
『体の形も結構変化させれるようになってきたし、そろそろ人里にいこーかな~』
….そうそう、言い忘れていたが彼女はスライムだ。
『肉さんたち食べに、人里行ってみるか~!』
そう言い、住処の洞窟を離れようと、入り口に進んでいく。
…….どこまで進んでだろうか…..
『…..まったく出れる気がないんですけど!!』
『いつになったら出られるの~……』
そう嘆いているときに、背後から足音が聞こえた
『……..ッ!! 』
『(肉か….?) 』
背後を見るも、人間がいる気配はないが、代わりに魔物はいた。
「シャァァァッッ!!」
『なーんだ、レッサードラゴンか….』
「グオオオオオッッッ!!」
そう言いながらレッサードラゴンは強靭な爪を振り下ろす。
当たるせつな!
『触れるな……!』
スライムは爪が当たる直前に体からスライムの刃を放出しレッサードラゴンを真っ二つに切る
『ドラゴンのなりぞこないが触れるなよ….まったくもう』
『….あっ!光が見えてきた!!』
スライムの前には洞窟の出口らしき所があった。
『ふぅー、やっと出れる!!待ってろよ!肉さん!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8月に投稿予定やったんやけど、思いの外はやくできたからもう投稿すしちゃった