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アイテム番号: SCP-5100-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-5100-JPは発見場所の半径2kmを”エリア5100-JP”に指定し、カバーストーリー”私有地”を流布し民間人の進入を禁止してください。SCP-5100-JPの封じ込めは、主として収容ユニットへの不正侵入を防止することに焦点を置いています。SCP-5100-JP担当の機動部隊EZ-9(”忠実な部下”)はSCP-5100-JPの収容ユニットを護衛し、SCP-5100-JPの「退治」に注力する武装集団たち(SCP-5100-JP-A)を追跡するために組織されています。SCP-5100-JP-Aが襲撃してきた際は速やかに鎮圧し、記憶処理を施し解放してください。また、SCP-5100-JPが要求した物品は規則に反しない限り全て提供されます。また、担当機動部隊の全隊員は定期的なミーム汚染の検査を受けなければなりません。また、ミーム汚染を受けた曝露者の捜索のため日本に存在する全ての空港にエージェントを配置し監視を行ってください。曝露者が確認された場合は、偽装イベント”旅番組のインタビュー”にて財団施設に誘導し、記憶処理を施し経過観察の後解放してください。
説明: SCP-5100-JPは全長約2.8mの黒色の人型実体です。頭部には地球上に存在するあらゆる紋章にも一致しない紋章が彫られています。
SCP-5100-JPの特異性は、オブジェクトに関して記述している文章及び写真を見た、以下のような特定の条件を全て満たしている人間に自身に対し強い”脅威感”を抱かせます。また、この特異性はSCP-5100-JPの意志に関係なく発現していることが分かっています。
• 正義感の強い性格を持つ
• RPGなどといったゲームを一度でもプレイしたことがある
• 20歳〜25歳である
• 自己中心的であり、仲間思いである
特異性の影響を受けた人間(以降、対象)は、”SCP-5100-JPを倒さなければならない”という思考に強く囚われ、SCP-5100-JPを「退治する」ためにSCP-5100-JPが存在する場所に向かおうと行動します。さらに対象は犯罪に対する倫理観が極端に少なくなり、以下の様な行動を平然と行うようになります。
• 不法侵入(主に家や私有地である森など)
• 器物損壊(主に花瓶や木箱)
• 窃盗(主に不法侵入した家や施設で行われる)
• 傷害(主に狼や野良犬、SCP-5100-JPの存在を否定した人間、しかし確認されたのは数件のみ)
そしてSCP-5100-JPの所在地に到着した対象は、「魔王を退治する」という名目で、主に木で制作された武器を使って殴打するという手段にてSCP-5100-JPに暴行を加えます。この暴行はSCP-5100-JPが気絶するか死亡するまで継続します。また、暴行によってSCP-5100-JPが負った傷及び死亡した状態は、一連のイベント終了と同時に傷は即座に再生し、死亡している場合は対象が到着する以前の状態に戻ります。一連のイベントが終了して居住していた場所に戻った対象は、「私は魔王を倒した」と他の人物に伝達しようと行動します。この対象の話に理解を示した人物は、新たな対象となります。
また、SCP-5100-JPは一連のイベントに対して非常にストレスを感じています。