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こん北谷

今回から本編へ入ります


注意

1.この作品には死ネタが含まれています

2.作中では夏休みですが夏休みの課題についてあまり触れません

3.台湾に対して日本が敬語を使いません

4.日本の一人称が僕になっています


これらを踏まえた上で作品をご覧になってください

では〜…いってら











































あれは夏休み1日目の事だった

僕が家でスマホを弄っていると、ある連絡が届いた

それは日本からのメールだった

僕は急いでメールを開いた

『ねぇ、台湾…僕、不治の病に掛かっちゃったみたい…』

『それで救急搬送されて今病院にいるんだ…』

『△△病院の○○号室まで来れる…?』

台湾『ッ…!?』

とても信じたくない内容だった

僕の最愛の人がこんな目に合うなんて_


僕は急いで準備をすると、病院へ向かって走った

真夏の中外で走って勿論暑くない訳無かった

だけどそれ以上に日本が心配で、そんなの気にも留めなかった



病院にて

やっとの思いで病院に着くと、急いで階段を駆け上がった

人のいない静寂に包まれた寂しい廊下を歩き、○○号室に着いた


ガチャ

扉を開けると、病室の窓から静かに外を見つめる君がいた

台湾『日本…!』

僕が声を掛けると、日本は静かにこちらを振り向いた

日本『あっ、台湾…来てくれたんだね』

元気な声で僕に微笑みながら日本は言った

だけど日本は何かを悟っているようだった

台湾『来ない訳無いよ、大切な友達が入院してるんだから』

日本『…そっか』

なんだか悲しそうな顔をしながら日本は返事をした

日本『ねぇ、台湾に…話があるんだ…』

少し辛そうにしながら日本はそう言った

台湾『どんな事でも受け入れるよ、話して』

そう言いながら僕は日本を優しく抱きしめた

日本『ありがとうッ…』

ほんの少し涙を流しながら、日本は話し始めた

日本『…あのね』

日本『僕…あと29日で死んじゃうんだ…ッ』

日本がそう言った瞬間、僕は頭が真っ白になった

まだ“好き”という気持ちすら伝えられていないというのに…

台湾『それ…本当…?』

思わず僕は聞き返してしまった

日本『信じられないよね、僕も信じられないよ…』

日本『だけど…これは事実でしかないんだ…』

日本は何かを諦めたような悲しい顔で返事をした

台湾『…』

僕は衝撃のあまりに黙り込む事しかできなかった

少し焦ったのか、日本は僕を励ますように言った

日本『で、でも…!明日には退院できるから…!』

台湾『それは…良かった…ッ』

僕はどう反応すれば良いのか分からなくなってしまった

台湾『僕、もう帰るね…』

日本『…そっか、また明日も来てね』

台湾『…うん』


ガチャリ

台湾『やってしまった…』

僕は病室を出ると、自分を責めてしまった

最愛の人が余命宣告されているというのに逃げるだなんて

台湾『僕は…最低だ…』

台湾『最低な奴だ…』


僕は急いで家に帰った

朱色に染まった空の下、僕は虚しさに包まれながら歩いた


台湾の家 自分の部屋

僕は自分の部屋に着くと、布団に潜り込んだ

少しでも、少しでも…この嫌な現実から目を逸らす為に

台湾『僕…また逃げてるや…』

台湾『僕って無力だなぁ…』

微かに流れた涙が僕の頬を濡らした

涙で枕を濡らしながら、僕は眠りについた

















久しぶりに小説書きましたわ…

低クオですいません

では…さい那覇

この作品はいかがでしたか?

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コメント

22

ユーザー

君は文才だァァァ!

ユーザー

ぶんさい が あらわれた!

ユーザー

ちょ、ここに文才が居るぞ!!(大声)

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