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「えっ?センナ⁉」「ええ、ちょっと便秘気味で、門跡さまが裏庭に栽培されているっていうんで、ちょっと失敬しても良いでしょうか?」「良いわよ。なんだってセンナは、私と金隠氏の縁結びの花なのよ!」「えっ⁉」「私が未だ以前の門跡が生きていて修行中に、満腹寺に手伝いに言ったの。その日の夕飯がパエリアで、サフランを庭から取ってご飯に色をつける予定だったの。ところがセンナと間違えちゃってさ、」「ええ゛〜」山富士の不気味な想定は当たった。「次々に下痢で病院に運ばれて、私と金隠氏も運ばれたの。酷い人に看護がつくもんだから、あたし達はお互いに支えあってなんとか生き延びたのよ。ハハっハハっ!!」「わかりました。気を付けて積んできます。」「少量で効くみたいだけど、一回フライパンで炒ってお茶にすると良いわよ。」「ありがとうございます…」
山富士は言葉も無かった。やっぱり変人は変人らしい出会いと言うものが有るのだと理解した。