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ピーンポーン
うるさいなぁ…
私は今寝てると言うのに…!
『ぁ、』
でも何も知らない宅急便とかだったら…失礼か、
頑張って起きろわたしぃ…
『ん゙〜、…』
ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
『うるっっさい!』
ピンポン ピンポン ピンポン ピンポン
『わかった、ってぇ』
ガチャ
『はぁ~い、どちら様ですかぁー』
?「_迎えに来たぞ、るい。」
『え、いや、は?ど、どちら様、?』
?「え、は?はこっちの台詞だわ」
『ど、どちら様…』
?「…覚えてねェの?」
『何のことか、さっぱり…』
?「…はぁ、」
『え、なんか、ごめんなさい、?』
いや、だってほんとに知らないし覚えてないんだもん。
急に来たと思えば迎えに来たとか変なこと言うし、
なんか、知り合いでも特に仲いい人のところに来たようなノリ…
…まぁ、なんかよくわかんないけど、この人は不審者ということはわかった!
?「、俺は葛葉、お前の幼馴染だよ、」
『え』
[ 葛葉 ]聞き覚えがあるどころの話じゃない。
私の私の幼馴染であり、私に告白をした張本人。
流石に寝ぼけていた頭も叩き起こされた。
見た目が変わり過ぎていて全くもって分からなかった。
そんなに変われんだ…葛葉。
と言ったら怒られるので(多分)心の中で静かに思った。
声に出さなかった私偉い、偉すぎ。
…バカみたいだわ、やめよ…。
kzh「思い出したかァ?」
『…いやいや、もう、ね、うん』
kzh「…w、語彙力どこ置いて来たんだよ、お前ww」
『いや、だってさぁ、昔言った迎えに行くって今のこれだよね!?』
『だって実際に迎えに来たぞって言ったじゃん!くじゅ、…葛葉!』
kzh「wwwく、くじゅは?w」
『いや、焦ったし…びっくりしたし…』
kzh「お前…焦りすぎな?wもうちょい落ち着けw」
『笑い過ぎでしょ…そんな笑う??』
kzh「いや、だって、くじゅはw!!」
『…あ、てか昔の大人になったら結婚しよう、って冗談だよね?流石に』
そう言えば、とずっと聞きたかったことを話題に出す。
流石に冗談だと思うが、一応だ。
なんか、聞かないといけないと思ったから。感だ。
ちなみに私の感はよく当たるからね。
え、よく当たる、って…まさか…
kzh「ヒィー、ハァ、…冗談じゃねーよ、俺は本気」
『え』
このまさかが当たるんだよなぁ〜、こういう時はよく当たるんだよ、私の感…。
てか、結婚しようが本気ってことは葛葉って…
いや、あまり深く考えないでいよう。
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