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どんな内容だったかあんま覚えてないけど

「 正反対の相棒−幼馴染− 」描きます

どうぞ !





俺には幼馴染がいる。

かっこよくて誰とでも仲良く出来て、愛嬌がいいヤツだ。

ソイツとは小学からの付き合いでそっから中学、高校とずっと一緒に過ごしてきた大切な親友でもある。


ただ、俺はなぜかわからないが、冷たく接してしまう

幼馴染も優しく声かけてきてくれるが愛想尽かされるのもそろそろ時間の問題だろう、って感じ。


青「ないこー!おはよ!!」

桃「…おはよ」


別に嫌いなわけでもない、ただただ話すのが嫌なだけ。

目立つのが嫌なだけ。

でも幼馴染のIf、まろは俺にたくさん話しかけてくる、そのせいで周りからは「正反対の相棒」って呼ばれている。

…そもそも俺らは幼馴染で相棒じゃないんだけど…


青「今日も相変わらず無愛想ですな〜笑」


ニヤニヤとこっちに近寄ってきて俺のほっぺたをツンツンと2回突っつく。

俺が嫌そうな顔をするともっと嬉しそうに続ける。

ついには脇腹にまで手を出そうとしてきたから慌ててまろの手を俺の手で止める


桃「くすぐるな、アホ。」

青「ひひっ、くすぐり苦手やもんな〜♪」


いたずらっ子もぽく笑ってみせるとすぐに俺に背を向ける。

そのまま教室を出て何処かへ向かうきっと生徒会長だから先生になにか呼び出されたのだろう。

大変だな。なんて呑気に考え語としながら机に顔を伏せる。


桃「……面倒事には巻き込まれませんように(小声」


なんて呟きながら浅い眠りにつくことにした。






次に起こされたときは、授業が始まる2分前だった。

まろが俺の体を揺さぶってくれたお陰で起きれた、1限目は歴史でその先生は居眠りには特に厳しい先生だったからな。

もし寝ていたら、なんて考えると体がゾッとする



授業も終わり、昼休み。

弁当を食べようと教室で自分で作った弁当を広げようとした時、まろに声かけられる。


桃「……なに?」

青「すまん、ちょっと手伝ってくれへんか…??」


わざとらしく「はぁ」って1回ため息を付いて弁当を袋に戻す。

そのまま、椅子を机の中にしまい、立ち上がる。

その様子にまろは嬉しそうな顔して「ありがとう」って言ってくる。




頼まれた内容はこうだ、先生から今度の文化祭についてまとめた資料を資料室に運べとのことだ。

その資料の量があまりにも1人で運べるものじゃなかったらしく、昼の時間を削られるのは御免だ。とのことで俺がパシリに使われるらしい。


桃「失礼しまーす」


ガラガラと扉を開けると使われていない教室の特徴的な薬品な匂いが一気に漂ってくる。

その匂いのせいでまろは入るのに躊躇していたが俺はズカズカと入っていくもんだから少し引き気味に見られていた。

その後もすぐにまろが入ってきて「ないこの持っている資料はそっち。」と声をかけられる。


青「…っし、助かった。」

桃「まろ1人にその量を預けるのバグだろ…」


なんて呟くと俺をじっと見つめて3秒経った後に「ふはっ」って吹き出す。

何が面白いのかわからないまま見つめ返していると、頭をそっと撫でられる


青「ホンマ愛しいな、お前って。」

桃「…何、オトそうとしてる?」

青「しとらんわw」


またへらへらと笑ってみせると資料室の扉を開けて、「どうぞ」ってジェスチャーする。

それにズカズカ歩いて資料室の外へ出る


青「一緒にメシ、食お。」

桃「……しゃーなしね。」


そう言い残して自分たちの教室へと足を運ばせる



続く…

正反対の相棒 − 幼馴染 −

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