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「おはよ…」
カコが起きてきた。
「おはよう」
私は笑顔で返した。
みんなも笑顔で返す。
…いつも通りだ。
…いつも通りか?
私は普段よりカコの声に違和感を感じた。
「お姉ちゃん?どうし�の?」
…これか
「私の�、お��くなっ��」
私はパニックになってほとんど周りの音が聞こえなかった。
助けなきゃ、呼びかけなきゃ、闇に負けちゃだめだと。
伝えなきゃ、手を伸ばさなきゃ…
元々私の責任だ、カコを闇堕ちから守らなきゃ行けなかったのに、助けられなかった。
だから…だから…
「ミライ、大丈夫か?」
サイズが声をかけてくれた。
後ろで夢に見た2人の笑い声が鮮明に聞こえる。
「…ミライ、ハッキングできるか?」
そうディサピア聞かれた。
ハッキング…ハッキング…あれ?
「ハッキング…どうやるんだっけ……」
多分、心の声が音として声にでてたんだろうな。
その時サイズがぽかっと軽く頭をこついた。
「いてっ。」
「いてっ。じゃねぇよ、カコを助けるハッキングが出来るの、ミライしか居ねぇんだからよ。」
さっきの衝撃である程度思い出せた。
「…うん、そうだね。」
私はハッキングをしてカコの文字化けを直した。
やっと声が聞ける、そう思って安心した。
しかし、カコが放った言葉は。
「私って誰だっけ、?」
記憶が消えかけてた。
少し遅かったら直せてなかったかもしれない。
私はハッキングでカコの記憶を操作し元に戻した。
「お姉ちゃん…?…なんでハッキングしたの?」
そう聞かれた。
私はカコに怖い思いをさせたくないと思い、何も言えなかった。
「ミライはカコのために動いてくれたんだ。」
サイズがそう言ってくれた。
「ありがとう。」
とカコに笑顔で感謝された。
でも私は安心と罪悪感で
「ごめんなさい…」
としか言えなかった。
「別に謝らなくても許すのに。」
そう言われた時、いつも通りのカコでホッとした。
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