この作品はいかがでしたか?
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2件
このストーリー最高です👍千冬可哀想…
1コメ!!!!!千冬はひとりぼっちじゃないよ!!!!! マイキー達!千冬を怖がらせるな!!!!!
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このストーリー最高です👍千冬可哀想…
1コメ!!!!!千冬はひとりぼっちじゃないよ!!!!! マイキー達!千冬を怖がらせるな!!!!!
「てかクソ谷共 、俺らが帰ってきたんだから
もう仕事しろ 。」
「えー 。やだよ 。めんどいじゃん 。
俺らは千冬の面倒見なきゃ 。なぁ?竜胆 。」
「兄弟なんでね 。悪いな。ヤク中 。」
「あ??テメェ… 、」
お互いに夢中に話してる間に 、
中庭に行くことにした 。
彼らにバレないようにそそくさと中庭の方向へ走った 。ちゃんとスフィンクスも忘れないように 。
物陰に隠れながら中庭にたどり着き、
隠れられるような所に隠れた 。
「直人 、一虎くん 、」
『どうした?千冬 。』
「あれ、直人は?」
《 いますよ 。》
「俺も会議に参加することになったんです 。」
《 なるほど 、いい手がかりにはなりそうですね 、》
『ナイス。千冬 。』
「意外と逃げ回れるかもしれないです 。
前よりも体が小さいですし 、案外バレなそう 、」
『ナイスだ千冬 。』
《 はい ! 》
マイキーくんの呼ぶ声がした 。
「… 呼んでる 、、 」
『もう行くか ?』
「…… ほんとは 、怖いんです 、
相手が反社だから とか そういうのではなく 、
只々 、ここにいると 、みんな 、前のみんなのようで 、
前のみんなじゃなくて 、、」
『 そうだよな 、、そりゃ、怖ぇよな 、
まだお前 、16歳 なんだろ?中身 、』
「 …… みんな変わっちまった 、
前までは 、みんな俺の事を俺のもの呼ばわりなんてしなかったのに 、、
独占欲の塊が見えてきて 、そんな自分を愛してくれる人を、裏切る自分にすら 恐怖が出てきて 、」
『裏切ってなんかねぇよ、お前は 、
みんなを救おうとしてるだけだ 。』
「…… ねぇ 、一虎くん 、 」
『どした 。』
「もうちょっとだけ ____ もう少しだけ __
……… ッ … 、話しててもいい 、? 」
『…… いーよ 。』
「もっと弱音 、、吐いてもいいですか、? 泣」
言葉が詰まる 。涙が抑えきれない 、
ぽたぽたとスフィンクスの布に染み込んでいく 。
「…… 辛い 、 泣 」
『 うん 、辛いよな 、 』
「 俺だけ違う世界にいるみたい 、、
俺だけ … 知らない人達と話してるみたい … 、
仲間はずれにされてる気分です 、泣 」
『 … うん 、』
「 ひとりぼっちみたいで … 、
生きていても 、ッ 、生きてる心地がしない 、ッ 、
1度死んだからッ 、死んだから …… 泣 」
『 …… うん 、 』
「 期待を裏切りたくない 、
でも … なんか 、ッ 、 一虎君と話してると 、
昔と変わってなくて 、心地いいんです 、泣
……ッ … 苦しくない 笑泣 」
『 … うん 、俺は変わらないよ 。 』
「 できることなら 、 ずっと話してたい 、泣
変わらない人と 、話してたい … 、泣 」
『 すぐ助け出してやるから 、
それまで我慢しててくれるか ? 』
「 …… うん 、ッ 、泣 」
「 お願い 、 早く迎えに来て 、? 泣 」
『 … すぐ行くよ 。 』
そのまま 、後にした 、
俺はスフィンクスを抱きしめたまま 、
声を殺して泣いた 。
「 ん 、、 寝てた ……… あッ !!!幹部会、!!」
茂みから出て 、先程の春千夜くん達がいた部屋へ駆けつけるも 、誰もいなかった 。
あれ 、
今思えば 、行く最中 、誰にもすれ違わなかった 。
もう幹部会が始まってる!?
焦って春千夜くんの部屋た駆けつけたが 、
いなかった 。
武道の部屋も … ドラケン君の部屋も …
三ツ谷君の部屋も … スマイリー君 の部屋も 、
…… マイキーくんも 、灰谷兄弟の部屋も … 、
何故かは知らない … 。
窓の外を見れば もう真っ暗だった 、
夜 … ???
焦りに焦りまくり 、みんなを探した 。
廊下も何もかもどこもかしこも真っ暗 、
怖い 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い …
「かッ 、一虎くッ 、!!!」
「 何してんの 。千冬 。 」
ハッとして後ろを振り向くとマイキーくんが …
いや …… みんないる 、汗だくになって 、
汗でびっしょり濡れていて 、、
驚いたような顔や 、怒っている顔をしていた 、
「 …… どこいってた ? 」
「… ぇ 、」
「 どこいってたッ !!!!? 」
怒鳴るマイキーくんの声が 、体を刺激して 、
震える手が収まることは無かった 。
「 一虎がなんだ ?? 」
場地さんのいつもの冷たい目は 、
今は鋭い獲物を見るような目になっていた 。
春千夜くんに目をやると 、
ボコボコで 、血を流して 、ふらふらと立っていた 。
少しづつ後退り 、みんなが怖くなって、
俺は 逃げた _____ 。
後ろからみんなが俺を追いかけて走ってくる 。
もっとスピードを上げて 、みんなから距離を伸ばし
、
『 赤ゐ扉へ 駆ケ込ンダ ____ 。 』
「 え 、? 」