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夜
キアナ)…マジでおまえら魔力なくなってくたばれ…
オーター)酷いですね…何回も謝ってるじゃないですか
キアナ)知らない…結局今日ずっと寝てたし…背中痛いし……
ベッドからゆっくり時上がってオーターが作ってくれたゆず蜂蜜入りのお湯を少しずつ飲む
オーター)大丈夫ですか?
キアナ)はぁ……中に出されてなくて良かった…
オーター)出すわけないでしょう…妊娠されても困りますし
キアナ)立場的に?
オーター)貴方のね
キアナ)ふーん…真面目笑
オーター)今すぐ孕ませても良いですけど貴方…神覚者になりたいのでしょう?なら、大人しくしますよ
キアナ)ふーん…あんたのコネで私を神覚者にしてくれないの?
オーター)そんな事したら貴方が苦労しますよ
キアナ)それは困るなぁ笑
オーターが脱ぎ捨てていたシャツを着て「ありがと、すっごい美味しかったよ」と言ってベッドに寝っ転がって寝始めた
オーター)寒いなら自分の服着たらいいのに笑
翌日の朝
キアナ)ん”〜…よく寝たぁ〜!!
のびーっと背を伸ばしまだ痛い腰を擦りながら起き上がるとフワッといい匂いがした
キアナ)スンスン(すっごいいい匂い…)オーター…?ご飯作ってるの?
寝室から声を掛けると足音がして「起きたんですか?」と顔を出して聞いて来た
キアナ)おはよ、いい匂いがしちゃったからお腹すいて起きちゃった
オーター)おや、まだ作っている最中ですから少し待ってくださいね
キアナ)ほんと?私オーターの作ってる所みたい!
オーター)おやおや…笑なら移動させますよ
オーターがベッドに近付いて私を優しく抱き抱えリビングに向かって歩き始めた
キアナ)ねぇねぇ、アビスは?
オーター)もう帰ってしまいましたよ、あ、お見舞いの品を置いて行きましたよ
キアナ)そうなの?何置いて言ってくれたのかな?お菓子とかかな?
オーター)正解ですよ、小瓶に入ったメレンゲクッキーを置いて行ってくれたんですよ
キアナ)やった♪
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