テラーノベル
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はい、もう夏休みです。
私の作品とかよく見てる人ならもしかしたらわかると思いますが長期休みは大体毎日投稿という変なサービスあるんで、書きます。
注意は…いいか
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3話 アイドル
r「とりあえず今持ってるのこれなんで」
そう言って渡されたのは、色の変わるサイリウムと赤文字で「きゅんして♡」と書かれた団扇だった。
そのままライブ会場に二人で行った。
りもこんが推してるアイドルグループは「ドリームふれいばー」という高校生4人組のアイドルグループだそう。
r「あ、始まる」
そして、ステージにライトが当たる。
そこには4人が立っていた。
p「どうも〜!星草ぷちりです!」
u「桃空りんりんです!」
t「猫羅たまちです!」
s「赤熊しゆうです!」
少しだけ、ニュースで見た事のある人達だった。
猫羅以外が男子で迫力の強いグループだと。
俺は、騒がしいライブの中、無感情にサイリウムを振っていた。
r「あ、次ソロ曲だ。」
p「今日は珍しくしゆうからいこう」
s「俺?いいけど」
そして赤熊がステージの真ん中に立つ。
イントロが始まる。
s「聞いてください、OKKAKE!」
周りの色が一気に赤色に光る。
その中でも俺は赤色に光るサイリウムをただただ振っていた。
s「大事なお知らせにまた大事にされなかった信じてたのにあなたの事」
俺の腕が止まる。
初めての感覚だった、頭から足まで駆け抜ける颯爽感も鼓膜に響く優しい低音も全て心地よかった。
s「ずっと歌っていてくれよな?売れそうにない音程でずっと二人の距離は埋まんないよって笑って教えて待っていてあげる一生ねごめん、凄い好き」
嗚呼、アイツらね3年くらい前にちょっときてた感じなの
出た出た出た出たよ
黙ってダッセぇ曲ばっか聴いてろよな
s「ずっと歌っていてあげるね」
流行らなかった名曲を潰されそうな夜にだけはどうしたって逢いたくなるもんで
酔っていてその才能にクサイ台詞に変わってしまうなよ
かばって仕舞うか弱さと真面目さ
叶わぬ優しさ嘘くさい照れ笑い
まだ鳴り続ける
俺の青春が
s「ぶっ飛ばして枯らしてくれ!」
k「…」
ずっと歌っていてくれよな?
売れそうにない音程で
グッときたあの瞬間から正義なんです永久に
s「だから歌っていてあげる一生ね」
まだ流行らない名曲を叫んでいる
s「ありがとうございました!」
余韻が俺の心の中に響く。
足の感覚が消えていく。
r「いや、凄かったね…って飾子?!なんで泣いてんの?!」
k「え?」
この涙はなんなのかは俺にも分からなかった。
でも、心には満足感が染み渡っていた。
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ライブ終わり、会場のベンチで座っていた。
未だに、俺の心の中であの低音が響いていた。
r「飾子、どうだった?」
気づいたら、前から埋まらなかったあの空白が感じなくなった。
3,671
#さんちゃんく!
翠月 華座
810
空白の部分には、彼の歌声や彼の顔で埋まっていた。
これが何の欲求なのかも分からない。でも
k「俺、赤熊が好きかも」
それだけがわかった。
そしてりもこんがにやっと笑い
r「お!ようこそドルオタの道へ」
俺はこの日から赤熊しゆうが推しになった。
その日から俺はやっと人間になった。
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さよパニ
コメント
3件
ええね〜💕︎😭 がち最高👍👍 毎日投稿…!?凄い…✨️楽しみにしとこう。私もできるだけ投稿頻度あげるか、、
読み終えました〜!第3話、すごく良かったです…。 ライブシーンの臨場感が凄くて、サイリウムの色とか「俺」の涙とか、一瞬で引き込まれました。特に赤熊しゆうの歌声を初めて聴いた時の「腕が止まる」「初めての感覚」っていう表現が刺さりました。「人間になった」って台詞も、今までの空白が埋まる感じが伝わってきてグッときましたね。 推しができる瞬間の心情、とても丁寧で好きです🌷