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教皇、石動、港、渋谷、南無、法師——狩り手たちは必死に戦いを繰り広げていた。教皇の神域に対する深い想いと、零の圧倒的な力の前に、どちらも譲らぬ激闘が続く中、突然、部屋の空気が変わった。
ガイア、ルナ、エルが到着する。
ガイアの足元には、重力が歪んだような空間が広がっており、力が本物であることを示している。ルナは白衣をひるがえし、手のひらからは治癒の光が溢れ出し、エルは背後で次元が変わる音を立てながら、周囲の物理法則を巧みに操る。
「なんだ、この異常な気配は…」
教皇は目を鋭く細める。
「まさか、ガイア、ルナ、エルまで…」
石動が呟く。
ガイアは冷徹な表情で零の元へ歩み寄る。
「お前を放っておけるわけがないだろう。零、来い。」
ルナは優しく微笑みながら零の傷を見ている。
「この程度の傷なら、すぐに治すよ。だから、無理しないで。」
その声に、零はあっさりと笑い飛ばした。
その時、零がにやりと笑って声を上げる。
「やべぇな、仲間が増えたってことは、俺がさらに強くなるってことか!これで、オレは最強で最凶で最恐だぜ!!」
ガイア、ルナ、エルがそれぞれ目を合わせ、微妙に肩をすくめる。
「もう、こいつ…」
ガイアが呆れたように言う。
「確かに、零は最強だね。でも、あんなこと言ってる時点で面白くない?」
ルナがクスリと笑いながら言う。
エルは、すでに全体の物理法則を改変していた。部屋の空間が歪み、瞬時に時間の流れが変わる。その影響で、教皇と狩り手たちは一瞬動きを止める。
「すごいな、エル…」
港が驚きの声を上げる。
「さて、これでお前らも少しは楽になるかな?」
エルは余裕の表情で言った。
戦いが再び激化する。ガイアが手を一振りすると重力が歪み、教皇が一瞬浮き上がる。教皇は驚くが、すぐにその力を抑え込む。
「これは…力強い。だが、そう簡単にはいかんぞ。」
教皇の顔に微笑みが浮かぶ。
ルナがその間に素早く動き、傷ついた仲間を回復させる。「心配しないで、みんな。お前たちはまだまだ戦える。」
その間、エルは物理法則を完全に操り、零の周囲に広がる空間の歪みを利用して敵の攻撃を無効化していく。石動の攻撃は途中で止まり、渋谷の鎌もエルの力によって無意味になる。
「おっと、そんな攻撃が通じると思ってるのか?」
零はにやりと笑い、次の瞬間、ガイア、ルナ、エルの力を借りて一斉に反撃を開始する。
ガイアは圧倒的な重力を使って石動を空中に浮かせ、ルナはその隙に港の傷を治し、エルは時間の流れを一瞬止めて南無の攻撃を無力化する。
「な、なんだこれは…!?」
南無は困惑し、法師は言葉を失っている。
戦闘が進む中、零は連発しながら戦う。
「おっと、俺ってばやっぱり最強!それもそのはず、俺にはガイア、ルナ、エル、そして私がいるんだもんな!最強ってことは最凶で最恐、そして最爽!それが俺だよ、わかるか!?」
教皇が冷静に対応しながらも、その言葉に若干のイラつきを感じ取る。
「お前…それが本当に最強だと思っているのか?」
教皇は瞳を鋭くし、零に向かって一歩踏み込む。
「うるせぇ!俺の強さはお前には理解できねぇよ!楽しんでるからいいんだよ、俺は!だって、最強で最凶で最恐だからな!」
ガイアはその言葉を受けて静かに言う。
「零、お前…少しは自分を真剣に見てくれ。」
戦いが続く中、ガイア、ルナ、エルの力を借りた零は圧倒的な強さを発揮し、教皇と狩り手たちの力を一つずつ打破していく。最終的に、教皇が苦しみながら撤退を余儀なくされる。
「ふん、まだまだだな。」
零は教皇を見下ろし、片手を振って笑う。
「次はもっと楽しませてくれよ、教皇!」
そして、ガイア、ルナ、エルと共に、零は新たな仲間とともに戦場を後にする。