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BeRealうるさすぎて消しました
独 立した🇺🇸を求める🇬🇧が🇨🇦を🇺🇸と思い込んでしまうお話です。
(🇺🇸)←🇬🇧←🇨🇦
⚠腐表現❌
⚠カプ要素も❌
⚠史実かも
⚠マシュアサ、アサマシュでもある
⚠アルは出ません
毎日、毎日と彼を求める
「 アルフレッド、アルフレッド… 」
そう泣き叫びながら、涙が頬を伝う
『 HAHAHA!アーサー、俺はここにいるじゃないか! 』
いつからか、容姿も服装も全て、あの彼が求める国そっくりになってしまった。
『 よし、これで僕は… 』
「 おいマシュー、見た目も全て彼奴にしちまったのか 。 」
『 フランシスさん、大丈夫ですよ。ぼくはアーサーさんの為にやっているのですから 』
そうやって本当の僕を隠していった。
いつ本当の自分を失ってしまっても、おかしくはないけれど。
「 なあ、 」
「 お前がもしこのままアルフレッドになったとしても、」
「 俺はお前を忘れない」
神に誓う、とささやきながら。
そのまま時は流れて行った。
『 フランシスさん、僕です。分かりますか?』
久しく会っていないフランシスさんに、会いに来た。
皆が僕を忘れるのは、いつものことだ。
だから、フランシスさんがもし僕のことを忘れていても、悲しくなんかない。
悲しくなんかないはずだった。
「 ああ、アルフレッドじゃねえか! 」
『 え…? 』
フランシスさんの口から零れる一言に、とても重みを感じた。
いつものことだろ?
何泣いているんだよ。
何度も何度も、あの一言が頭をよぎる。
「 アルフレッド!あがれ!一緒に話そうぜ! 」
辛くて、苦しくて、
隠すのはもう限界だった。
バタン、と、扉がしまった様な音が聞こえた。
いや、違う。
僕が床に崩れ落ちた音だ。
もう、何があったか覚えていない。
目覚めればそこは僕の部屋だった。
時計は、朝の8時を指していた。
どこからが夢で、どこまでが現実なんだろうな。
きっと、フランシスさんが僕のことをアルフレッドと間違えたことも、アーサーさんが僕のことをアルフレッドだと思い込んでいたことも、夢だろう。
夢だろう。
『 Hey!アーサー!Goodmorning! 』
さあ、どこからが夢だろう。