放課後
ボコッ
「もうやめてよ、」 狐耳
はぁwやめるわけないじゃんw モブ1
それなw モブ2
(何もしてないじゃん) 狐耳
あれ?黙っちゃったw ボコッ モブ3
「うっ、ゲホッ」 狐耳
キッモw モブ4
うざいんだよ! ボコッ モブ1
(もうやだ、、) 狐耳
wwwwww あー面白い ガッ モブ2
「や、めて、」 狐耳
ww や、めて、だってさw モブ4
かわいそぉw モブ3
やめてあげなよぉーw モブ1
えーしょうがないなぁ 男子なのに弱ーいw モブ3
かわいいねw モブ2
よーしよしよしww モブ4
( 死んで仕舞えば楽なのかな、、) 狐耳
…え?…てるの? おい!聞いてんのかって言ってんだよ! モブ1
「え、、ごめん、」 狐耳
謝ってるよw モブ4
ねぇー疲れたし帰ろー モブ2
ありだね モブ3
また明日も来いよ ボコッ モブ1
「わかりました、」 狐耳
「もう嫌だ、死んでしまいたい、」狐耳
〜♪
「死にたいなんて言うなよ。」
「諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて
周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵なことでしょう。
『何か聞こえる、屋上かな?』 恐竜
画面の先では誰かが死んで
それを嘆いて誰かが歌って
それに感化された少年が
ナイフを持って走った。
『綺麗な声、でも悲しくなる、誰が歌ってるんだろう』 恐竜
僕らは命に嫌われている。
価値観もエゴも押し付けて
いつも誰かを殺したい歌を
簡単に電波で流した。
僕らは命に嫌われている。
軽々しく死にたいだとか
軽々しく命を見てる
僕らは命に嫌われている。
カチャ
「だれ、」 狐耳
『あ、驚かせちゃった?』 恐竜
「、、なんのよう」 狐耳
『ん?あー綺麗な声が聞こえたから』 恐竜
「それだけ、」 狐耳
『それだけー。ってなんでそんなとこにいるの?危ないよ?』 恐竜
[屋上の端のフェンスの上で歌ってます]
「別に、ただ生きることが疲れたから、」 狐耳
『そっか、辛いことがあったんだね、身知らずの俺だけどいつでも頼ってくれていいからね?』 恐竜
「、お前に話すことはない」 狐耳
『そっか、でもいざとなったら俺の名前呼んで?飛んでくから!絶対守るから!』 恐竜
「なんで俺なんかに構うんだよ、」 狐耳
『君のことが心配だし?気になるし?』 恐竜
「お節介め、」 狐耳
『お節介でもいい!俺は絶対君に信用してもらうから!改めて俺はじゃぱぱ!一年一組!君は?』じゃぱぱ
「一年二組、どぬく、」 どぬく
『へー!隣の教室だね!これからよろしく!』 じゃぱぱ
「よろしくするつもりないから、」 どぬく
『そんなこと言わないでよー』 じゃぱぱ
コメント
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1コメッ! 続きが気になりますッッ!!!