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一気に飛ばして8話から読んでしまったんだけど大変良い話だぁ、夏目と冬夜、名前が真逆でいいですね! 1話から読んでみようかな📖´-
それから夏目と冬夜は毎週水曜日に屋上で会って話をした。これまでクラスメイトにされてきていたこと、自分の本心、などを。独り言のように呟く冬夜の身の上話を夏目はいつも真剣に聞いていた。夏目はアドバイスも何も言わず、只聞いて自分の思ったことを言っているだけだったが冬夜にはそれで十分だった。冬夜の心の内の1、2割程度の話だったが。
「最近冬夜なんか明るくなったか?」
冬夜が学校から帰り兄と夕飯を食べていると突然聞かれた。
「え、??そうかな??」
「うん。なんかあった?」
「………兄ちゃんの帰りが早いからかな??」
冬夜は笑ってそう答えた。
「可愛い………(((ボソッ…)」
「ねえ、冬夜?これから一緒に帰らない?」
冬夜と夏目が屋上でお昼ご飯を食べるようになって3ヶ月たったある日、夏目がそういった。
「え、あ、いいよ?でもなんで突然……?」
冬夜もその頃には夏目にタメ口で話すくらいに仲良くなっていた。冬夜は少しづつ自分の本音を明かすことができるようになってきていた。
「んー……なんか俺と冬夜が話すようになってきてから3ヶ月たったじゃん。そろそろ他の人が冬夜に危害加えそうだから。」
「あ……夏目さん結構モテるもんね……」
「別にモテたいわけじゃないんだけど、家の財産があるからねー……」
「なるほど……」
「冬夜が傷つくのはもう見たくないし。」
夏目がサラリと言うイケメンなその言葉に冬夜は少し照れながら、
「……ありがとう」
と返した。
ある日、冬夜と夏目が話しながら帰っていると後ろから
「え、冬夜、?」
と聞き慣れた声がした。
嫌な予感がしながら、後ろを振り返ると、兄が立っていた。
「あ、に、兄ちゃん……」
兄だけには絶対に、見られては行けない所を見られて冬夜は動揺する。そんな冬夜に兄は尋ねる。
「その人、だれ?」
「あ、え、えっと、、同じ学校で な、仲がいい夏目さん、だよ、?」
「…………ふうん。 」
冬夜はしどろもどろになりながら答えたが、兄は疑う目つきで冬夜を見る 。嫌な空気が流れている中、夏目が口を開いて、
「……冬夜のお兄さん、ですか?そんなに怖い顔する必要ないんじゃないでしょうか?別に冬夜をとって食べるわけではないですし 。友達と一緒に帰って何が悪いんですか?」
と、静かな声で言った。
「…………そうだね 。でも、ここからは俺たちの問題だから君は帰ってくれる?」
「……わかりました。」
そう言って夏目は冬夜の方を見て
「またあした」
と伝え、去っていった。