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2・12💙side


今週はバレンタイン。

いつもなら涼太に料理を教わるけど、今回はそうもいかず…。

メンバーの中で割とチョコレートのイメージが強い岩本照を捕まえた。

お菓子作りの材料が豊富な店に二人で来ている。平日の昼間だし、店内は閑散としている。今のうちだ。



💙あ、こっちにコーナーあるじゃん


💛ほんとだ。手作り用のグッズ揃いそうだね


💙でも、俺たち目立つな…


💛まあ、女子の方が多いもんな


💙さっさと選ぼう!


💛はいはい



手当たり次第に良さそうなものをかごに突っ込んでいく。照がその中から要るもの、要らないものを仕分けてくれる。思ったより順調に買えた。


さらに同じビルにある雑貨店に行って、ラッピング用品も買う。

買い物は順調だ。



💙照、悪いな。付き合わせて。


💛むしろここからだろ。どっちの家でやる?


💙あー、俺んち調理器具ねえわ


💛そこも俺頼みか(笑)


💙悪い



照を拝み、そのまま照の家へ連れて行ってもらう。

照の家に入るのは初めてだ。

キッチンは綺麗に片付けられていて、ほどよく生活感もある。



💙結構料理すんのな、お前


💛簡単なものしか作れないけどね


💙十分、十分。チョコ好きだもんな?


💛あんまり自信ないよ?


💙俺よりはできるだろ


💛まあ、簡単なケーキとかなら作ったことあるかな


💙先生!お願いします!!


💛ほんとにお前は(笑)



そこから俺は照の指示に従って、刻んだチョコレートを溶かしたり、型に流し込んだりした。


💙いてっっ!!!


💛おいおい気をつけろよ


💙あちっっっ!!!


💛あーあ、待ってろ。冷やすもん持ってくるから



指を切ったり、火傷したり、散々な目に遭った(涙)


でも形が出来上がってからのトッピングは意外と楽しい。違う色のチョコペンで絵を描こうとしたら、なぜか照に止められたが。

失礼なやつめ。


💙できたー!


💛いいじゃん。舘さん、喜びそう


そんなこんなで大変だったし、お世辞にも上手とは言えないけど、心のこもったチョコが完成した。

人生初、人のために作ったバレンタインチョコだ。

涼太、喜んでくれるといいけど。


結構嬉しいもんだな、こうして恋人のために頑張るっていうのも。

俺はほくほくしていた。



💛翔太、電話鳴ってるぞ


💙お、ありがと



涼太だ。

チョコの件は当日まで言えないけど、このタイミングで声が聞けるのは心が繋がってるみたいで嬉しい。



💙もしもーし!


❤️翔太、今どこにいるの?


💙ひかるんち!


💛ばか!


💙…じゃねえ、間違えた!そと!外だよ!!!



やばい。変にごまかしたせいで、もっと墓穴掘った感あるか?



❤️…は?どういうこと?


💙いやあ、ちょっと…


❤️照と浮気してるってこと?


💙ごめん、切るわ!!!



がちゃ。


…やらかしたかもしんない。

隣りで照が呆れて知らねーぞと言っている。

でもチョコのことは当日まで内緒にしたいし、どうしよう…。

ゆり組のバレンタイン

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