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―――警察庁本庁舎にて
「―――以上で今回の事件の報告を終了します。懸賞金は25日の給料日に振り込んでいただければ結構ですので」
ヴァンパイアハンターは公務員であるが他の公務員職と比べると圧倒的に給料が低い。
しかし、賞金制というものを採用しており、ヴァンパイア1体に付き最低でも800万最高で1億ものボーナスがある
「ではまたヴァンパイアが見つかったら連絡してください。今日は帰ります」
報告を終え磯名路が帰ろうとすると、最後まで黙って聞いていた女が口を開いた
「今日“は”か、いつも休んでいるくせに生意気だな」
「給料無くても懸賞金だけで生きていけるので。それに、貴女達も私を切れないでしょう」
磯名路そう淡々と告げる
「ホント、なんでこうなっちゃったんだろう」
女はそう言うと机に右肘をつき、軽く息を吐く
「それで、そろそろ私と結婚する気になった?」
女が若干な上目遣いで聞いてくる
「いやですよ新婚旅行する前に死ぬのは」
磯名路は相変わらず淡々と答える
「先月も同じ事を言っていたじゃないか」
女はそう言うと立ち上がり磯名路の前に立つ
「今結婚して明日行けばいいじゃないか」
女は腕を組みそう言う
「俺、新婚旅行はヨーロッパが良いんで」
磯名路はそう言うと胸ポケットからタバコの箱を取り出し叩く
「傲慢だがまぁいいか、明日!飛行機に乗るぞ、パンツとか忘れるなよ!」
女が嬉しそうにそう言う
磯名路は箱から飛び出したタバコを咥え、ポケットからマッチを取り出しじっくりと火をつける
「馬鹿言え。今動ける痛零者は俺だけだろ、それなのに今俺が旅行に行ったらヴァンパイアに抵抗できずに大勢の人間が死ぬぞ」
そう言うとマッチに付いた火を消す
「私にもタバコ頂戴」
女はそう言うと、まだ一口も吸われていない磯名路が咥えたタバコを奪い、深く吸った
「やっぱマッチで火をつけるとおいしいね」
女はそう言うと咥えたタバコを磯名路の口に返す
「一口だけでいいのか?」
磯名路が不思議そうに聞く
「うん、マッチでつけたタバコが美味しいのは一口目だけだから」
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