朝にざわめく偵察部隊達。どうやら真澄隊長と馨副隊長が喧嘩をしているらしい…。
______
真澄「いてぇーんだよ、加減ってモンはねぇのか?」
あぁ?とど突くと日々訓練しているからそんな事ではフラつきはしない馨。
それが癪にきたのか、真澄隊長が爆弾発言をする。
真澄「ハッ、俺で童貞卒業したくせになァ」
馨「~~っっ…それは!そうですけど!!」
今言わなくたっていいじゃないですか!!
真澄隊長で童貞を捨てた。その発言が効いたようで。
しかし、
馨「それを言ったら、貴方は僕で処女卒業したじゃないですか」
その言葉の次の瞬間、凍りつく周りとビタっと止まり、微々たる汗をかく真澄隊長。
真澄「…っ、~!いい、度胸じゃねェかよぉ?」
あの爆弾発言、逆を言えば全面の前で俺は処女を捨てました。と言っている事、馨に言われた事。ダブルで心に来た真澄隊長は羞恥と焦りで困惑している。
怒りでそこまで頭が回ってなかったのだろう。
馨の方が一枚上手だったようで。
馨「ふふ、真澄隊長がこんな”後輩”にしたんですよ?」
ど突いても微妙だにしない、言い返しに頭が回る。そんな風に育てたのは誰でもない、真澄なのだ。 そんな余裕のある馨を睨み、
真澄「…はー、覚えとけ」
とドスの効いた声で静かに言った事。
馨「はい♡」
と幸せそうに言った事、
俺達は多分、一生忘れられない…。
コメント
1件
らぶです🤞🤞