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まさか...千空!よくぞ言った!ゲンちゃん!君は全人類を救った!(?)
ゲン千
どうもこんばんは🌙😃❗
こっちに投稿するのは久しぶりですね😆小説は作るのが疲れるのであまり作らない感じなんですけど、今日は何か作りたくなりました☆
そういえば、もうすぐ来年ですが、
皆さん忘れてませんよね…?
そう!
来年になったらDr.STONEの第4期第2クールが放送されるんですよ!!!😆😭😇
もうヤバいです楽しみ過ぎてっ”っ”っ”!!!😭
それに今日チェルシーの誕生日ですよ!?もう更に楽しみになってきました!😂
久しぶりの小説なのでド下手くそですが、最後まで見てくれたらめちゃくちゃ嬉しいです😇更に❤️まで押してくれたらもう泣きます!😭😭😭(?)
⚠️キャラ崩壊⚠️
⚠️私はバカなゲン千しか書けねぇぞっ”!!⚠️
⚠️少しセンシティブな部分があるかも⚠️
⚠️解釈違いあるかも⚠️
それではどうぞ😌🙋
__________
一目見て分かってしまった。
あの子は他の子とは何か違うって。
__________
俺の中では少し気になるヤツがいる。
「あさぎり ゲン」とかいうヤツだ。
初対面の印象というものは最悪と言ってもいいくらいで、本当に何もかもが薄っぺらい軽薄男だからだ。アイツ自身もそう称しているくらい。
最初はただのコウモリ男としか思っていなかった。
だけど、ゲンとの同盟を交わした時がその心情の変化が起きた瞬間だった。
その同盟は本当に薄っぺらいもので、たかがコーラ一本のために。軽薄男にある意味合ってるかもな。
あの同盟を交わしてから、そのドイヒー作業とやらをやらせる度に
ゲン「コーラが無いとリームー!千空ちゃんまた作ってよぉ!!」
と泣きついてくる。
その度に
千空「んな簡単にコーラ作ると思うなよこのストーンワールドで!非合理的過ぎるわ。」
ゲン「ぇ、じゃあ作れはするって事? 」
千空「クソポジティブかよ…(引)。」
ゲン「ドイヒー!!(泣)」
そんな会話を交わしている。
普通なら面倒くさいとしか思わないが、そんな会話でさえも何故か落ち着いて周りが見えなくなる。
この気持ちが理解できなかった。
毎回毎回なんであの軽薄男に夢中になっちまうんだよ…まるで恋みたいな…
恋…
その時気付いた。
俺は恋してんだ。
あの何もかもが薄っぺらい軽薄男に…!?
あり得ねぇ…
背筋がゾワッとなった。鳥肌が止まらなくてたまらなかった。
そもそもこのストーンワールドっつー非常時に恋なんて非合流的なトラブルの種だっつーのっ”!!!
と何度思ったことか。
でもそんな悩みもゲンと会えば、全て吹っ飛んでしまう。
なんでだよっ…
と別れ際に毎回思う。
そんな憂鬱な日々が続いていたが、ある日心臓が跳び跳ねるような出来事に襲われた。
それは、珍しく二人で作業をしている時のことだった。
俺はいつも通り設計図を書いていた。
ゲンは隣に座っていて、普段通りの器用な手付きでドイヒー作業をしていた。
悩みまくってだんだんと頭が回らなくなってきた時、突然ゲンが一気に近づいてきた。
ゲン「ねぇねぇ千空ちゃん、このやり方よく分かんないから教えてくんない?」
その距離は肩と肩が密着してしまいそうな程近くて、思わず変な声が喉まで出かけるも、いつもの調子でゲンの問いに答える。
千空「あ”ーこれはだな…こうすれば…」
ゲン「そういうことね!あんがと千空ちゃん♪」
千空「おー。 」
その時は本当に焦った。
思わず「ふぇっ…」という気色悪い声が出そうになった。
いつも通りに思考を巡らせようとするが、どうしてもその出来事が頭に残って仕方がない。
一人の時にこんな声が出たぐらいだ。
「ぅぁあぁ…」
もう悩みが爆発しそうになって全人類救う所じゃないっと思っていた頃、司帝国との戦いが近づいてきていたことに気付き、何とか思考を巡らせる。
そんなある日、マグマ、クロムと採掘に行っていた頃、久しぶり気分転換になることをやれていた。
が、突然背後からマグマに目隠しをされ、動揺を隠せずに必死に抵抗するも、マグマの馬鹿力に敵うわけも無く。
恐らく小屋の中にいるのだろう。
そして、俺の周りに人間がいることは何となく分かった。
静かな小屋の中で、コハクの声が響く。
コハク「抵抗しても無駄だぞ千空!皆ゲンとグルだからな!」
その言葉に、俺は僅かに震えた。
俺はここで始末されるか、村から追い出されるかの二択だと思ったからだ。
覚悟はしていた。
そもそも、俺がこの村に来ることが無ければ、司帝国との戦いに巻き込まれる事も無かったし、あーだこーだ手間の掛かるクラフトもせずに済んだ。
普通の生活で安定していたはずなんだ。 いつか始末される事は十分に承知していた。
だから、今始末されるんだと恐怖の感情が過った。
だが、そんな俺の恐怖をぶっ飛ばすかのような「プレゼント」があったのだ。
目隠しを外され、一瞬ゴクリと息を呑む。
千空「…は…..
…天体…望遠鏡…いや…天文台…?」
俺の中で、石化前の記憶が蘇る。
百夜がくれたプレゼント。
涙が一気に溢れそうになった。
そんな俺に追い討ちをかけるかのように、
ゲン「会う前から、割と好きだったのよ。千空ちゃんが。損得は置いといてさ、そういうことでしょ?村の皆も。」
その時の俺がどんな表情をしていたかは知らねぇが、それでも、嬉しかった。
あのゲンが損得を気にせずに相手に好意を向けたことに。
その相手が俺だという事実も、全てが嬉しかった。
ゲン「千空ちゃんは、気持ち悪いとか言うんだろうけどね~?」
千空「…あぁ”…気持ち悪ぃ”…」
ゲン「でっしょ~?」
その時は、ゲンの言葉全てが嬉しく感じた。
気持ち悪いという言葉にも、俺の嬉しい気持ちが詰まっていたと思う。
その日は最高の日だと思った。
たとえゲンからの告白が愛の告白じゃなくても、嬉しくてたまらなかった。
恋なんていうのも、意外といいもんかもな…
と思った。
ゲン、やっぱ大好きだ。
一生忘れるこたーねぇよ。
言葉に出したわけじゃねぇけど、その気持ちを心の中で言うだけで良かった。
その翌日、村の人によると、千空の首筋にはチラッとキスマらしきものがあったとさ。
めでたし めでたし。
END