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私は椿さんにこの世界の様々な事を教えてもらった
まず この世界では人間は食料という認識らしく妖怪に捕まったら食べられてしまうということ
そんな人間を保護して現世に返す保護派と人間を殺して食う捕食派とそもそも人間に興味を示さない中立派がいて
椿さんは保護派の妖怪で私を羅生門という門の前で見つけ保護したらしい
次に 妖怪の世界から現世に帰れるのは次の満月。 つまり12日後
最後にここは月白公という狐の大妖怪が治めている南の町で比較的安全だということ
椿さんは私に女物の白っぽい青の着物に狐のお面をくれて着替えるように言った
着物を着替えてお面を飾りのように頭につけて椿さんの前に来たら
「似合ってるよ。小夜は青色が似合うね」と褒めてくれた
「人間とバレないように御香も焚いたし。俺は少し外に出るから小夜は此処で待ってて。もしお店にお客が来たら適当に追っ払っといて」
といい椿さんは白い煙とともに消えてしまった。 私は妖術なのだろうと思っている
ちなみに椿さんは万屋の店長らしく私が寝ていた部屋が二階で一階にお店があるので私は階段を降りてお店に行き少し高い椅子?のようなところにちょこんと座って店を見回す
昔のいろんな物が置いてあるな…… なんて思っていたら
「ごめんください」 知らない人?が暖簾をくぐってお店の中に入ってきた