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学パロ
安吾目線
俺が小説部に行った時、すげぇ面白ぇ作品があった。その作品書いたのは“江戸川乱歩”って言うらしくて、俺のクラスメイトらしい。ということで、乱歩の家に来た訳だが…
安吾「おーい」コンコンコン
乱歩「…」
安吾「乱歩って奴ァいるか?」
乱歩「ワタクシでしたら今は留守です。」
って人形を持って言ったんだ。そしたらすぐドアを閉めたんだ。
安吾「おい!開けろって!」
乱歩「(しつこいですね…)」
乱歩「な、何ですか?」
安吾「これ!」
俺は本を手に取り乱歩に見せた。
乱歩「おや、それは、ワタクシが小説部で書いた小説… 」
安吾「すげぇ面白かった!」
乱歩「そ、そうですか…それで、御用は?」
安吾「あ、嗚呼、よかったら、学校来ねぇ か?って言いに来て…」
乱歩「…」ガチャ
安吾「は!?なんで閉めんだよ!乱歩!」
乱歩「いや、地獄ですし行きたくないの で…」
安吾「頼む!1日だけでいいから!しかも、同じクラスだし。」
乱歩「そ、そうですか…まあ、明日…行きますよ。」
安吾「本当か!」
乱歩「え、ええ」
安吾「じゃ!また明日な!」
乱歩「は、はい…」
そうして俺は自分の家に帰った。
次の日
乱歩目線
はあ、ああ言いましたが…嫌なものは嫌ですね…まあ、1日だけ…1日だけ…よし。行きますか。ワタクシ、久しぶりに行きますね…テストだけは受けてるんですけど(家で)着替え…
乱歩「そういえば、夢野さん、居ますかね?居なかったら行きたくなくなりますけ ど、夢野さん毎日行っていましたし、いますよね…萩原さんも…行きますか…」
あー、久しぶりに学校なんて来ますね…太陽が眩しい…今日体育終わりました。
安吾「よ!乱歩!」
乱歩「あ、はい…お早う御座います。」
安吾「あんた、釦1番上までつけんだな…優等生みたいだ。」
乱歩「ワタクシこう見えても勉強だけは良かったので 」
そうです。勉強だけは…
安吾「ほーん。腹減ったな…菓子パン食うか」
乱歩「あの…それだけじゃ足りないと思うので、おにぎりどうです?」
安吾「!いいのか!」
乱歩「はい。どうぞ」
安吾「…あのさ、なんで青?」
乱歩「綺麗でしょう?」
安吾「そりゃそうだが…あ、美味いわ」
乱歩「ふふふ、中身は秘密です」
安吾「そういや、あんたは授業中どこいってんだ? 」
乱歩「どこだと思います?」
安吾「さあ?」
乱歩「考えてみてください。」
まあ、図書室とか部室なんですけどね!
安吾「おーん、保健室?」
乱歩「ブフッゴホゴホゴホ」
安吾「大丈夫か?」
乱歩「む、むせただけです。因みに違いますよ。」
安吾「俺は授業中教室で寝てるからなぁ。あー、図書室又は部室」
乱歩「せ、正解です。」
安吾「ほーん、で、アンタ、そこで何してんだ?」
あ、そこ聞かれるとは…
乱歩「えー、小説を書いたり、読んだりしてます。勉強もちゃんとしてますよ💦」
安吾「はぇ〜その部活。俺も入っていいか?」
乱歩「へ?まあ、いいですよ。」
安吾「因みに部員って誰だ?」
乱歩「えっと、生物部とかけ持ちしている荻原さん。七不思議部とかけ持ちしている夢野さん。ホラー部とかけ持ちしている小泉さん。それと、小学生の新美南吉くんです。」
安吾「へ〜」
乱歩「さて、暫くここに居ますか!」
安吾「そうだな!」
放課後
八雲「乱歩サン!」
乱歩「おや、小泉さん!」
八雲「お久し振りデス!」
安吾「えーと、こいつが小泉八雲?」
乱歩「ええ、小泉八雲さんですよ。」
荻原「あ、居た。」
夢野「居ましたね」
乱歩「こちら二人が夢野さんと荻原さんです。」
夢野「どうも」
荻原「こんにちは」
新美「あ!やっほー!」
乱歩「あ、南吉くん! 」
新美「えへへ、来ちゃった!」
乱歩「珍しいですね」
安吾「おー」
安吾(くそっ、俺の乱歩と2人の部活生活はまだまだ先に続く。)