_この話は私のアイコン製作者さんも作成に関わっております。_
伝えられなくて。
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「ごめん、僕ら、友達やめない?」
「は?」
耳を疑うような言葉を発したほとけ。それに硬直する俺。
「だから、友達やめない?って。聞いてた?」
少し俺をバカにするようなイタズラっぽさのある声でもう一度、嘘のような言葉を言う。
「え、なんやそんな急に。わかった、またイタズラやろ?」
「イタズラなんかじゃないよ。本気で言ってるの。」
「はぁ?もうええって。ネタバラシはまだかよ。」
嘘でも本当でも、信じたくないことで、少し怒声の混じった声でネタバラシを要求する。
「ネタバラシも何も。本当だって言ってるよ。」
「じゃあなんでそんな急に…。」
「べつに。このままだと埒が明かなさそうだからそれじゃーね。」
「あっ、おい!」
いむは俺より足が早いから、追いつきそうなところで息が切れる。
もういい、連絡して話そう。そう思い、連絡先を確認する。
えぇっと…ほとけは…。あれ、どこ行った。
数十分たっても見つからない連絡先を見つめ、ようやく把握する。
ほとけとの連絡先が、全て削除されていること。
嗚呼_、俺とほとけとの関係は完全になくなってしまったのかな_。
ほとけと連絡がつかなくなって、一ヶ月後…。
一つのネットニュースが目に入った。
一人の親友が、難病で亡くなったっていうこと。
今まで、俺と君は大がつくほどの親友で、幼馴染だった。
長く、永く、一緒に居たんだ。ずっと。誰よりも。
でも、その笑顔が偽りだったことには誰も気づかなかった。
なぁ、ほとけ。
まだ俺、気付け無くてごめんって言えてないよ。
END
コメント
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水くんー!!!!!(´;ω;`)
おぉ〜✨