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こんにちは!
さんちゃんです。
いい感じに書き進められている気がします😁
そして、今回のお話、ちょっと長いかもしれません。
ご了承を😄
お話の感想ください!
では、見ていってください。
どうぞ!
リビングに戻ると、暖炉はさっきより強く燃えていた。
まるで、試練をクリアした事を祝福されているような気分になる。
多分これは勘違いじゃないだろう。
窓の外は、また、雪が吹き荒れていた。
さっきまで穏やかだった雪が嘘みたいだ。
ふと、視線が机へ向く。
机には、便箋が置かれていた。
「2人でクリスマスツリーを飾りつけよう。」
けちゃは、なぜか玄関から戻ってこない。
なぜかと思い、玄関へ向かう。
けちゃの視線の先にはクリスマスツリーが、あった。
玄関から出る時は、何もなかったはずの場所に、大きなクリスマスツリーが置いてある。
クリスマスツリーの下には、可愛らしい飾りがいくつも、並んでいた。
けちゃは、驚きを隠せないのか、口をぱくぱくしている。
「手紙にクリスマスツリーを飾り付けろ、って書いてあったよ。」
俺が言うと、けちゃは元気よく頷く。
「早く飾り付けて、2人でのんびりしようー!!」
俺とけちゃは、ハシゴを持ち出して、ツリーの横へ立てかける。
「懐かしいね。小さい時は僕とまぜちでどっちが早くクリスマスツリーに着くか勝負したね。」
「…毎回けちゃが負けてたけど。」
「それは言わなくていい!」
俺たちは笑いながら、飾り付けを進めていった。
けちゃが、ベツレヘムの星を片手に、堂々とハシゴのてっぺんへ立つ。
「では、最後の飾り付け、いきます!」
頂上へ、星をかけた。
その時ーー
ハシゴが、ガタンと音を立てて崩れた。
けちゃの体が、外に投げ出される。
「けちゃ!」
考えるよりも先に、体が動いていた。
下に立ち、落ちてくるけちゃを抱き抱える。
ぎゅ、と目を瞑るけちゃに、優しく呼びかけた。
「大丈夫だから、目を開けて。」
けちゃはゆっくりと目を開ける。
そして、俺の顔を見て叫んだ。
「ねえ、恥ずかしい!下ろして!下ろしてってば!」
けちゃの顔は、真っ赤。
「一応俺、けちゃの命救った…」
「ねえ、見て!」
俺が言い終わる前に、けちゃはクリスマスツリーの方を指さした。
クリスマスツリーの方を振り返ると、そこには…
飾り付けた覚えのない、電飾が、クリスマスツリーに光っていた。
カラフルにきらめくそれを見つめるけちゃの目は、まるで大事な宝物を見るようだった。
「…綺麗だね。」
けちゃは、俺の肩に頭を乗せる。
「…おま、何っ」
俺は焦ったような声をあげる。
「うーん、まぜちと見れて幸せだなーって。」
俺の頭は真っ白になった。
…俺も幸せだよ。
ずっと見てたい。
そんな言葉が、喉まで出かける。
でも、俺は、そんなこと言ってはいけない。
明日には寮に戻るんだろ?
今更けちゃに何言ったってどっちも幸せにならない。
綺麗な景色とは裏腹に、俺の心は汚いままだった。
コメント
1件
おお、第7話読んだよ!クリスマスツリー飾り付けのシーン、めちゃくちゃほっこりしたわー。けちゃがハシゴから落ちそうになってまぜちがキャッチするところ、ドキドキしたよ!でもその後、けちゃが「恥ずかしい!」って真っ赤になるのが可愛すぎたw そして最後の電飾が突然光るのは、なんか奇跡みたいで胸がじんわりした。でも…「綺麗な景色とは裏腹に、俺の心は汚いままだった」ってまぜちの言葉、すごく刺さった。明日帰るってわかってるから素直になれない感じ、切ないなあ…。いい話だった、ありがとう!
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