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『じゃあ行きま~す』
『誰も居なくなった
二人だけの街に
機械仕掛けの時計が
夜の訪れ知らせる
夕闇が空を
ワイン色に染めて
不慣れな二人を
舞台へと誘う
Chasse ‘n’ Whisk ‘n’ Natural-Turn
貴方に魔法をあげる
Throwaway and Oversway
その名前は honey mead』
『蜜月 Un・Deux・Trois
互いの指を絡めて
singin’ swingin’ sweetest song
二人の夢を奏でる
Chasse ‘n’ Whisk ‘n’ Natural-Turn
貴女に魔法をかける
Throwaway and Oversway
魅惑の蜜 honey mead』
そう楽しそうに歌う彼女を見ながらカルパッチョは自身の腕にナイフを刺す
マーガレット「だからカルパッチョちゃん……!!」
焦ったマーガレットがカルパッチョの腕を掴むが時すでに遅し。アイの腕からは大量の血が吹き出した
アベル「なっ、んだ……!?」
ワース「オイっ、アイ!!」
アビス「大丈夫ですか、!!」
『ドッキリ~……!』
痛みに一瞬顔を歪めたのが見間違いだと思うくらいに早く表情を戻しまた歌い出す
だが腕からは血が吹き出したままだ。顔色も悪い。それを分かっているのかバンドメンバーも心配している
カルパッチョ「…………悪いことをしたかな」
マーガレット「貴方がそう言うなんて……!!
成長の冬、ね……!!」
フィン「あの傷はまずいよ……!!」
ドット「あいにく俺は赤魔道士だからな…使えねぇんだ治癒は」
ランス「すまないが俺もだ」
フィン「アイちゃんの為だもんね……セコンズ バタフラタイサニタテムズ」
するとアイの周りには美しい蝶々が飛び回り、すぐに傷が治った
アイは口パクでフィンに”ありがとう”と言うとフィンは顔を真っ赤にさせ、フルフルと首を横に振った