テラーノベル
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か っ こ 見 に く い か も で す 、 💦
t r a g i c h e r o i n e 「 」
f r i e n d [ ]
? ? ? 『 』
o t h e r s 【 】
9 / 1 1 P M 0 3 : 0 0 .
[ 愛 華 、 お か げ で 付 き 合 え た よ ! ]
「 お め で と ~ ! 」
[ に し て も 、 愛 華 と 関 わ っ た 人 大 体 付 き 合 う よ ね 。]
「 恋 の キ ュ - ピ ッ トだか ら ね 。」ド ヤ ッ
[ 愛 華 は 好 き な 人 と か い な い の ? ]
「 好 き と か よ く わ か んな い か ら 、 」
[ 変 わ っ て る ね ~ 。 ]
「 そ う 、 ? 」
[ う ん 、 好 き が わ か ら な い 人 初 め て 見 た も ん 。 ]
「 そ っ か 。 」
変 わ っ て る 事 く ら い 知 っ て る よ 。
好 き が わ か ら な い の 。
愛 が わ か ら な い の 。
好 き っ て 、 ど ん な 気 持 ち な の ?
愛 っ て 、 な に ?
で も 、 怜 央 先 輩 だ け は 違 う よ う な 気 が す る 。
[ 愛 華 、 聞 い て る ? ]
「 え ッ 、 」
[ も ~ 、 ち ゃ ん と 聞 い て よ ね 。 ]
「 ご め ん ご め ん 、 笑 」
[ そ れ で ね ~ 。 ]
P M 0 3 : 3 0 .
『 愛 華 、 文 化 祭 の 準 備 忘 れ て る 。 』
「 ん わ 、 ご め ん な さ ~ い 、 ! 」
『 早 く 行 く よ 。 』
「 は ~ い 、 !」
[ あ ~ 、 実 行 委 員 だ った ね 。 ]
「 そ う な ん だ よ ね 。 」
[ 頑 張 っ て ね ! ]
「 う ん 、 あ り が と う 。 」
「 あ 、 気 を 付 け て 帰 っ て ね ! 」
[ わ か っ て る 。 ]
私 の 通 っ て る 学 校 は 、
1 ~ 3 年 合 同 で 準 備 を す る 。
準 備 と 言 っ て も 、
学 校 の 飾 り 付 け と 、
各 ク ラ ス が 何 の 出 し 物 を し て い る の か 書 い て あ る紙 を 作 る だ け だ 。
正 直 言 っ て つ ま ら な い 。
あ ん ま り 仲 良 く な い 先 輩 達 と 準 備 す る も の だ 、
物 凄 い 気 を 使 う 。
P M 0 3 : 4 0 .
『 正 直 飾 り 付 け と か つ ま ん な く な い ? 』
「 ま ぁ 、 そ う で す ね 。 」
『 だ よ ね 。 』
「 、 、 、 先 輩 が そ ん な の 言 っ て い い ん で す か 。 」
『 え 、 な ん で ? 』
「 だ って、 3 年 連 続 文 化 祭 実 行 委 員 で す よ ね 。 」
『 そ れ を 言 う な ら 愛 華 も だ ろ 。 』
「 え ッ 。 」
『 お 前 生 徒 会 。 』
「 ま ぁ 、 副 会 長 な ん で い い ん で す よ 。 」
3 年 生 が 会 長 、 2 年 生 が 副 会 長 を 務 め る 。
変 わ っ た ル ー ル 、 だ と 思 う 。
な ぜ 私 が 選 ば れ た の か も わ か ら な い 。
ク ラ ス メ イ ト か ら 推 薦 さ れ て だ さ れ た だ け だ 。
私 は や り た く な か っ た 。
『 駄 目 で し ょ 。 』
「 駄 目じ ゃ な い で す 。 」
『 ま ぁ い い け ど 。 』
P M 0 4 : 0 0 .
『 よ し 、 外 の 飾 り 付 け し よ う か 。 』
「 は い 。 」
『 愛 華 は 正 門 近 く や っ て 。 』
「 先 輩 は 裏 門 で す か ? 」
『 そ う だ よ 。 』
「 わ か り ま し た 。 」
P M 0 4 : 3 0 .
『 さ ~ て と 、 そ ろ そ ろ 終 わ り だ ね 。 』
「 で す ね 。 」
『 愛 華 の ク ラ ス な に す る の ? 』
「 メ イ ド 喫 茶 す る ら し い で す 。 」
『 愛 華 も メ イ ド 服 着 る の ? 』
「 着 さ せ ら れ ま す 。 」
『 そ っ か 。 』
「 漫 画 の 世 界 み た い で す よ ね 。 」
『 そ う ? 』
「 リ ア ル で メ イ ド 喫 茶 す る 人 い な い で す よ 。 」
『 俺 は 愛 華 の メ イ ド 服 姿 見 れ る か ら い い け ど ~ 。 』
「 、 、 、 そ の 発 言 は 予 測 不 可 能 。 」(ボソッ
” 先 輩 は 予 測 不 可 能 ”
──────────────────────────────────────────────────────────
n a m e 愛 華 .
s c h o o l y e a r 2 年 .
p e r s o n a l i t y ? ? .
s o m e o n e y o u l i k e 怜 央 ? .
n a m e 怜 央 .
s c h o o l y e a r 3 年 .
p e r s o n a l i t y ? ? .
s o m e o n e y o u l i k e ? ? .
は い 、 ま ぁ 、 画 像 て き と ー で す 、 ( (
英 語 も合 っ て る か 自 信 な い で す し 、
──────────────────────────────────────────────────────────
『 ま ぁ 、 明 日 見 に 行 く な。 』
「 え 、 い や 、 こ な い で く だ さ い 。」
『 え ~ 、 い い じ ゃ ん 。 』
「 よ く な い で す 、 」
『 じ ゃ 、 ま た 明 日 !』
6 / 1 2 A M 0 8 : 0 0 .
[ 愛 華 、 め っ ち ゃ 可 愛 い ~ ! ! ]
「 あ り が と う 。 」
[ 、 、 、 怜 央 先 輩 、 取 ら れ な い よ う に ね 。 ]
「 え ッ ? 」
[ 愛 華、 怜 央 先 輩 好 き な の に い な い っ て 嘘 つ い た で し ょ 。 ]
「 好 き じ ゃ な い よ 、? 」
[ 怜 央 先 輩 だ け は 違 う 気 が す る 、 そ う 思 っ て る で し ょ ~ ? ]
「 、 、 、 う ん 。 」
[ そ れ 、 好 き っ て 感 情 。 ]
こ れ が 好 き 、 か 、
言 わ れ た ら 、 心 臓 ド キ ド キ し て き た か も 。
[ あ 、 そ ろ そ ろ 文 化 祭 開 催 だ っ て 。 ]
「 は ー い 。 」
A M 8 : 3 0 .
# 文 化 祭 開 催 .
「 お か え り な さ い ま せ _ 、 ! ? 」
『 来 た よ ー 』
こ こ は キ ャ ラ 守 っ と く か 、
「 、 、 、 な に か お 料 理 を お 持 ち い た し ま し ょ う か ? 」
『 ん ー 、 じ ゃ あ 、 愛 華 で。 』
やっぱり、先輩は予測不可能。
「 私 は 料 理 じ ゃな い の で ー 、 」
『 メ ロ ン ソ ー ダ 頂 戴 。 』
「 少 し お 待 ち く だ さ い 。 」
A M 0 8:3 5 .
「 お ま た せ い た し ま し た 、 メ ロ ン ソ ー ダ で す 。 」
『 美 味 し く な る 魔 法 は ~ ? 』
や り た く な い が 、 怜 央 先 輩 の 為 だ か ら 仕 方 な い 。
「 美 味 し く な ~ れ 、 萌 え 萌 え き ゅ ん 。」
『 愛 華 の 愛 が 籠 も っ て るの は 美 味 し い よ 。 』
先 輩 は 予 測 不 可 能 で す 、
「 よ か っ た で す 。 」
P M 0 4 : 3 0
# 文 化 祭 終 了 .
【 こ れ を 持 ち ま し て 、 ◯ × 文 化 祭 を 終 了 い た し ま す 。 】
[ 愛 華 、 怜 央 先 輩 に 告 白 し て み た ら ? ]
「 え ッ 、 ! 」
[ 今 日 だ っ て 、 あ ん な 思 わ せ 振 り な 発 言 し て た し 。 ]
「 そ う だ け ど ー 、 」
[ ほ ら 、 今 日 し か チ ャ ン ス な い よ っ 、 ! ]
「 、 、 、わ か っ た 、 す る よ 。 」
勢 い で 怜 央 先 輩 の 教 室 ま で 来 て し ま っ た 、
「 れ 、 怜 央 先 輩 。 」
『 愛 華 、 ど う し た の 。』
「 今 、 お 時 間 い い で す か 。」
『 う ん 、 い い よ 。 』
「 ち ょ っ と 、 外 行 き ま せ ん か 、 ? 」
# 庭 .
『 メ イ ド 服 姿 の 愛 華 可 愛 か っ た よ 。 』
「 そ う で す か 、 ? 」
『 う ん 。 そ れ で 、 話 っ て ? 』
「 、 、 、 私 、 怜 央 先 輩 が 好 き で す 。」
「 他 の み ん な と は 違 う 、 そ ん な 好 き で す 。 」
『 、 、 、 無 理 っ て 言 っ た ら 、 傷 付 く ? 』
先 輩 は 、 今 ま で 見 せ た こ と な い 、 悲 し そ う な 笑 顔 を 浮 か べ て い た 。
今 日 も 私 は 、 先 輩 の 為 に 、 嘘 を つ く 。
「 い や 、 傷 付 き ま せ ん 。 」
『 、 、 、 ご め ん 。 』
『 俺 、 愛 華 の 事 、 後 輩 と し か 思 っ て な い 。 」』
『 そ れ に 、今 日、 彼 女 でき た し 。 』
「 、 、 、 わ か り ま し た 。 」
6 / 1 2 P M 0 4 : 4 5
# 失 恋
「 ッ 、 ぅ 、 ぁ “ ッ 、 」 ( 泣
「 ぃ ッ 、 無 理 だ よ ッ 」
先 輩 の 為 と か 言 い な が ら 嘘 つ い て 、
自 分 で 傷 つ い て 。
馬 鹿 だ な ぁ 、 私 。
先 輩 は 予 測 不 可 能 / 読 み 切 り 。
# 悲 劇 の ヒ ロ イ ン は 報 わ れ な い 。
コメント
5件
んえもう最高すぎませんか、⁉️👀 悲劇のヒロインっていうのが良いのに それにプラスして話の内容が最高って いうか…🥹🫶🏻💗 もう主様天才ですね‼️‼️‼️🫵🏻😇 あの良ければ仲良くしたい((((🤛🏻 とりまフォロー失礼します🙇🏻♀️՞ 改めてコンテスト参加 ありがとうございます‼️🥳 結果発表お楽しみに😉💖