コメント
1件
えっ(*゜ロ゜)夢ちゃん 男の娘だったの?!気づかんかった 異能力の名前なんか格好いい✨ さいこ~でした!
『やほ~太宰君』
「化粧して無いの?」
『今日は任務だけだし終わったら直帰、
報告は明日でいいからね。 』
『つまり太宰君以外とは会わない!』
「うわぁ……」
『何だようわぁって』
『僕悲しくて泣くよ?』
「もっと引くわ」
『生意気なガキンチョだなぁ』
ココ最近太宰と距離が縮まった気がする。
にしてもどうして任務に誘ったのだろう。
太宰君は中也君と組んでいるのに……
そんな事を考えても仕方がない。
任務は敵組織の壊滅。
「ねぇ夢さん」
『どした~?』
「夢さんって恋人居るの?」
『すっごい無自覚でナイフを刺してくるね』
『まだ居ないよまだ』
「まだ…ねぇ」
『そのうち出来るから』
2人で談笑しながら敵組織の拠点迄歩く。
『はぁ~』
「どうしたの?」
『太宰君は将来モテそうだよね~』
「そう?」
『顔は良いから性格どうにかしたら?』
「人を欺いてるような夢さんに言われたくない」
『……そろそろ静かにしよっか』
敵組織の拠点までもう少し。
足音を消し小声で話す。
『どうする?』
「夢さん居るし正面突破で」
『うわ無茶言うね~』
『じゃ行くよ…』
顔を見合せ合図することなく飛び出す。
僕は前線で敵を蹴散らし太宰君は残党狩り。
『っふふふ、はははははは!!』
思わず声が漏れる。
感覚で射撃をしていゆだけなのに敵がバサバサと倒れていく。
逆に敵の弾はまるで僕を避けているように見える。
長い髪が邪魔だ。
避けても髪だけは当たってしまうのか黒い毛が宙に舞う。
不揃いだと見栄えが悪いので1番短いところまで合わせて切らなくては行けない。正直めっちゃめんどくさい。
気が付けば1人を残して敵組織は全滅。
残る1人は長だろう。
此方に銃を向けている。
『はぁ……』
「夢さん」
『わかってるて』
「違う」
『何が?』
「まだ…居る」
……
成程。
不意打ちか。
『行ける?』
「勿論」
射撃速度には自信がある。
太宰が後ろに走り出したのと同時に長が銃を太宰に向ける。
僕はその辺にあった椅子を長に向けてぶん投げた。
見事命中した長はへんてこな声を上げて倒れた。
が、まだ息がある。
殺さぬように致命傷を外し弾を数発打ち込む。
『おい』
『動機は?』
「…………」
『ッチ…今すぐ言うか首領の元まで行くか選べ』
『怨恨か?』
「嗚呼……そうだ」
『そうか』
『ご苦労』
眉間に鉛玉をぶち込む。
長はもう息をしていなかった。
『太宰ー?』
少し大きな声で返答する
「はーい」
何時も通りだがやや疲れたような声色で返事が返ってくる。
『証拠撮って帰るよ』
しっかり残党も処理してくれたようで隣の部屋からひょっこり出てくる。
「待って夢さん」
『んーどした』
「中也来た」
『は???』
待ってくれ本当に勘弁して欲しい
太宰の次には中也に迄バレるのか?
なんとしてでも阻止したい僕は適当な机の下に隠れた。
「おい太宰」
「あれ〜何処にいるのかなぁ小さくて見当たらないよ」
「はぁ”!!??」
「手前夢を何処にやった」
「夢さんならそこの机に」
『は???!!!』
突然の暴露に驚き机に頭をぶつけてしまう
完全に地声を出してしまったし今日はメイクも薄い。
仕方がない
「夢?」
『ち、違うよ〜』
「(じっ)」
そんなにガン見しないで中也君!!!
「夢の兄貴か?」
『っそ、そだよー!』
「夢さん本人だよ」
「は、どういう事だ?」
…太宰の裏切りもの!人でなし!
『……僕の口から説明します』
『かくかくしかじかという訳でして…』
「そうだったのか?」
「笑っちゃうよね〜」
『笑うな!』
うぅ…
『言わないでね?』
「判ったぜ」
名前 夢
性別 男
身長 176
秘密 女装癖のある男。
ポートマフィア所属にして幹部の1人。
この秘密を知るのは現在双黒のみ。
普段は女声で話している
異能力 【 永劫ノ契 】
何かを縛ることができる。