「お前誕生日いつだ?」
「誕生日?何それ?」騎士(ないと)はずっこけた。
「生まれた日だよ。」
「うーん分かんない。」マヌヌの答えに拍子抜けた。
「今日が誕生日にしよう。」と呟き自宅を出てトミー・ホーテに向かった。「これ良いじゃん。」と独り言を言い何着か選び買った。
「お帰り。」
「これから着てみて。」マヌヌは首を傾げたが言われるまま着替えた。
「どう?」
「か、可愛い。」騎士は頬を赤らめた。
「ホント?じゃぁ次はこれかな。」マヌヌが次の服に着替えた。
「お前…姫だったのか。」マヌヌがドレス状のワンピースを着た時一層輝いて見えた。
「私が?まさかね。」
「そうだよな。」騎士はごまかし笑いをした。
「クローゼットに入れてくるね。」
「おう。」どんどん可愛いくなっていく姿に更に惚れていった。翌朝目を覚ますと香ばしい匂いがしてきた。
「おはよう騎士ご飯出来たよ。」
「美味そういただきます。」マヌはニコッと笑った。
「昨日はありがとう。」
「おう。」二人は玄関先でキスをした。
「行ってらっしゃい。」
「いってきます。」騎士はご機嫌で自宅を出た。
「お前機嫌良いな。」
「分かる?」授業が終わり自宅に戻るとマヌヌの姿がなかった。ブオーンと音がしたので振り向くとマヌヌが立っていた。
「買い物に行ってたのもうすぐ帰るね。」
「良かった心配したんだぞ。」
数分後帰ってきた。
「おかずがなかったからさ。」
「助かるよ。」と安堵の涙を浮かべた。
「何泣いてるの?」
「な、泣いてねぇよ。」マヌヌは変な奴だなと思った。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!