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現在、夜。私は今。マルフォイとお出掛けをしている所です!
今日は花火大会があるからと言うことで、浴衣を着ています!
………
いやこれ、デートだよね!?!?
お祭りデート!!!?
ドラ「…?どうした?」
ラリ「んえ!?ううん!!大丈夫!!」ニコ
しっかりしなきゃ!!
でもなんだか…マルフォイの事意識しちゃうな…
ドラ「…行くぞ」((手を繋ぐ
ラリ「へ?!/////」
ドラ「いや、その…/////迷子になんてなられたら困るからだ!/////」
ラリ「こ、子供扱いしないでよォ!」((ムス
なんで、何でこんなに…
ドキドキするのよ…
ラリ「…人が多くなってきたね…」
ドラ「夜になってきたからだろ」
マルフォイが手繋いでくれなかった、人並みに流されてる所だよ…でも、それを分かってマルフォイは手を繋いでてくれたんだよね…
本当に優しいなぁ
ラリ「あ!屋台だ!✨」
ドラ「…ふッ笑何か買うか?笑」
子供みたいで可愛いな、ラリアは
ラリ「うん!いちご飴買ってくるね!」((スタスタ
ドラ「あ、おい!」((手が離れる
ドラ「全く…あんな可愛い姿…1人で居たら誰かに連れ去られるだろ…それに走ったら転んでしまう……急いで追うか…」((スタスタ
ラリ「おじさん!いちご飴2つください!」
「あいよぉ」
ラリ「やったぁ!いちご飴2つゲット〜!えっと…マルフォイは何処に……………!?!?」
女1「ねぇ〜一緒にお祭り回りましょうよ〜」
女2「え〜私と一緒に回ろ〜!」
ドラ「…」
最悪だ、面倒な事になったな…
女3「1人じゃ寂しいでしょ〜」
ドラ「…人を待っているので」
ラリ「…ッ」
胸が…痛いな…モヤモヤする…。
マルフォイが他の女の人と居るから?
それともナンパされてるから?
あの人達。綺麗……
私なんかより………
…嫌だなぁ…誰かに取られるの…
女2「そんな子じゃなくて私達といた方が楽しいよー?」
ドラ「…すみませんが僕はこれd──」
ラリ「あ、あの!“私の彼氏”に何かッ/////」
ドラ「ッ!!」
女1「なぁーんだー彼女だったのか〜残念!」
女3「彼女さんごめんね〜!」
女2「じゃ!バイバーイ!」
ドラ「…ラリア、さっきのは──」
ラリ「ご、ごめんね勝手にッ!!/////それに待たせちゃって/////」
ドラ「あ、いや……ッそ、それより!浴衣姿で1人で突っ走るな!転んだりしたら危ないだろ!」
ラリ「ご、ごめんなさい…」
ドラ「そ、それに…」
ラリ「…?」
ドラ「そんな可愛い姿で1人で居たらッもっと危ないだろ/////」
ラリ「ッ!!/////それって…似合ってる…って事?笑」((微笑む
ドラ「ッー!/////そーだよ!/////文句あるか?!/////」
ラリ「ッ!…ッ…ふッ笑あははッ笑」
ドラ「な、何がおかしい!」
ラリ「顔真っ赤だよ笑」
ドラ「う、うるさい!/////見るな!//」((手でラリアの顔を隠す
ラリ「ヘブッッほへんっへぇ(訳:ごめんってぇ」
なんだか、今のマルフォイが可愛いって思っちゃうなぁ
「もうすぐで花火のお時間になります」
アナウンスが流れ、私たちは花火が見える場所に移動する。
ラリ「んー…人が…多いッ」
人が集まってきて、押し潰されたりされなかったり。
ドラ「ッ手離すんじゃないぞ」
ラリ「がんば、るッ」
その時だった、人並みに流されてしまい、マルフォイと手を繋いでいた手が離れてしまった。
ラリ「ッ!?!」
ドラ「ッ!!ラリアッ!」
ラリ「…どうしよう…ッせっかくッ2人で花火が見れると思ったのに…ッ離れちゃったァッ……ッ」
泣きそう…でもここで泣いたら…ダメだ泣いちゃダメ…頑張ってマルフォイを見つけなきゃッ
ラリ「ッ…マルフォイッ…何処…ッ…」
探し始めて数分…
見つからない………もうすぐ始まっちゃう……
2人で見れないのかな…
諦めていた時だった。
ドラ「ラリアッ!!」((手を掴む
ラリ「ッ…!!マルフォイッ…!」
ドラ「ハァハァ…ッ…やっと…見つけた…ッ」((微笑み
息が荒くなってる…走って探してくれてたんだ…
ラリ「ッ…マルッ…フォイ…ッ…ぅッ…うぅッ…(泣」
ドラ「ッ!?」
ラリ「見つかってッ良かったッァッ…ありッ…ありが、とッ…!(泣」((ギュ
ドラ「…はぁ…本当に…世話がやけるな笑…怖かったよな」((頭を撫でる
ラリ「ッ…うんッ…でもッマルフォイが来てくれたッ…から…もう…ッ大丈夫ッ!」ニコ
ドラ「ッ//そうか//なら、良かった//」((涙を拭いてあげる
次の瞬間夜空に綺麗な花火が見えた。
ラリ「ッ!!…花火…」
ドラ「…どうやら間に合ったようだな笑」
ラリ「よかった…笑…2人で見れないのかなって思ってたから」ニコ
次々と綺麗な花火が夜空に光る
ドラ「あぁ、僕もそう思っていた。…だが笑諦めなくて良かったと思う」ニコ
ラリ「ッ!!/////同じだ笑」
こんな綺麗な花火を見れるなんて、昔の私だったら分からなかっただろうな、それに、こんな素敵な人と見る事すらも。
昔の私に伝えたいな、生きる希望を…持っていて欲しいって。幸せは来るという事を。
ドラ「ッ…!✨見たか今の!凄くでかい花火だったぞ!✨」((微笑み
ラリ「ッ!?!//…うん、凄く綺麗だった!」ニコ
この気持ちにやっと気づけた、そっか
私は
好きなんだね。ずっと、ずっと前から
やっと分かった。
貴方の事が
ラリ「…すき」((ボソッ
この言葉は、花火の音に消されていった。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝