テラーノベル
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お久しぶりです!
描きたかったけど時間かかっちゃったやつを出します!
最後に書いたけど読み切りになるかもしれないし続きでるかもしれない…!
長いのでご注意ください!
⚠️注意⚠️
キャラ崩壊
口調迷子
いるなつ
下手!!!!
上記大丈夫な方のみどうぞ!
赫)「はあッッはあッ」
タッタッタッ
怪しい大人達がうろつく夜の街。
そこで、俺は全力で逃げ続けていた。
近くからアイツらの怒号が聞こえる。
他の街だったら異様なこの光景もこの街では当たり前。
誰も俺を助けようとなんてしないし、なんなら嘲笑ってくる。
赫)「はあッ、ッ」
苦しいッ、痛いッ
もう走りたくないッッ
もう足の感覚はない。
俺は力を振り絞って細い路地裏に入った。
赫)「ぃやだッッ見つかりたくないッ…」
立ち止まった瞬間、疲れと痛みがどっと押し寄せてきた。
あいにく裸足で出てきてしまったし、もうざっと1時間くらいは逃げ続けている。
どうしよう、どうしよう、、、ッ
このままじゃッ、見つかるッ
その時、
、あれ?
こんなところにドアが、、
俺は恐る恐るそのドアに手をかける、、
ガチャッ
グシャッ
赫)「、ッえ?」
その瞬間ドアが開き飛び出してきたのは血まみれの男の死体だった。
そして開いたドアの先には1人の男が立っている。
紫)「あ”?」
赫)「ッひ」
紫色の髪に真っ黒なスーツ。
手には銃を持っていて、体のあちこちに血をべっとりと被っている。
そして月明かりに照らされて怪しげに光る黄色い瞳。
残酷さが宿るその目で見つめられ、俺はその場に縫い付けられたように動けなくなってしまった。
逃げなくてはいけないと分かっているのに体が動かない。
赫)「ぁ…ッ、ぇ…、ッ?」
紫)「あ”?ガキ?なんでこんなところに、」
紫)「ていうか見たのか?今の。」
赫)「ッひ、ッ、ぁ…ご、ごめんなさッ、」
紫)「あ”〜、めんどくせ〜ことになったな…」
紫)「おいおま、」
タッタッタッタッ
お”い”!!!どこだよッッッ!
赫)「ひゅッッ、」
その時、タイミング悪く、アイツらの声が近くから聞こえてきた。
最悪だ。
目の前には人殺しの明らかに反社のような男。
逃げようにもすぐそこにはアイツら。
赫)「ぁ…ッ、ぁ”…」
紫)「あ〜、お前、逃げてきた感じ?」
赫)「ッえ?」
紫)「だから〜、今叫んでたやつお前の父親かなんかだろ。」
紫)「逃げてきたんか。」
赫)「ッぇ?、はッ、はいッ」
なんでそんなことを聞くんだ?
見てしまったから殺されるんじゃないのか?
もうアイツらに見つかるくらいなら殺してくれた方が…
紫)「お前s」
赫)「殺してくださいッ」
紫)「は?」
赫)「ご、ごめんなさい…ッ、勝手なこと言ってるけどッッ…」
赫)「アイツらに見つかるくらいなら…ッッ」
赫)「それにッッ見ちゃったからどっちみち殺すんでしょッ?」
紫)「ちょ、まt」
赫)「だからッ、殺してくださいッッ」
頭下
紫)「……」
紫)「そんなに死にてえか。」
紫)「…悪ぃけど今お前を殺す気はなくなったわ。」
赫)「ッえ、」
赫)「ッなんで…ッッ」
紫)「……」
グイッ
赫)「ぅあッ、!?」
ガチャン
赫)「えッ?」
紫)「俺が助けてやるよ。」
赫)「ッは、」
ドンドンドンッ
おいッ!そこにいるんだろッ!?出てこいッッ!
赫)「ッぁ…」
ガクッ
俺は恐怖と混乱で座り込んでしまった。
紫)「チッ、うるっせぇな。」
グシャッ
男はドアを叩いてきたアイツを躊躇なくドア越しに撃ち抜いた。
赫)「ぇ、はッ、」
紫)「ん。殺したぞ?」
赫)「ぇ、は、なん、で、?」
紫)「言ったろ?助けてやるって。」
赫)「ッぇ、はッ、ほんとにッ、?」
紫)「ああ。当たり前だろ。ぐしゃって音聞こえたろ?なんなら死体見るか?」
赫)「い、いや、それは、大丈夫…」
紫)「そ。」
赫)「あ、ありがとうございます…ッ」
ポロポロ
安心感と共に涙が溢れてくる。
紫)「いや、別にいい。」
……………、
男が黙りこむと、俺は何をしていいかも分からず、静寂が流れる。
赫)「…ぁ、」
そうだ、聞かなくては。
赫)「え、あのッ、なんで俺を助けて…」
紫)「え?理由?」
紫)「ん〜、気まぐれだけど…、」
紫)「まあ…お前が面白そうだったのと、………うん、まあ、そんな感じ。」
赫)「は、はあ…なるほど…、?」
さっきの俺のどこが面白かったんだ…、?
紫)「んで?なんで逃げてたわけ。大体予想つくけど。」
赫)「あ、えと…」
俺は男に事の経緯を話した。
生まれてからずっと虐待を受けていたこと。
ろくに飯も食えていなかったこと。
ある程度育ってからは俺の顔が良かったがために売り物にされたこと。
毎晩、知らない男達に抱かれたこと。
耐えきれなくて逃げてきたこと。
そして助けてもらったこと。
紫)「…そ。なるほどね。」
赫)「ほんとにッ、殺してくれてッありがとうございました…ッッ」
紫)「あー、全然いいよ。」
赫)「うぅ”ッッ…ぐす、ッ」
紫)「あーあー、泣くなや、」
赫)「ごめんなさッッ”…ひぐ”ッ」
紫)「謝んなくていいって。泣きやめ。」
赫)「ぅ”う”…ッは”いッ」
紫)「…………」
スッ
赫)「…”ぇ?」
男はしゃがんで俺に目線を合わせ、優しく頬に手を添えた。
赫)「なん、ですか…、?」
紫)「俺と来るか?」
赫)「、ぇ?」
どういう…、こと、?
赫)「ッ、ほんとに、?」
紫)「ああ、ほんとだ。」
紫)「今日からお前は俺達のファミリーだ。」
赫)「ファミリー、ッ?」
紫)「ああ、ファミリーだ。これからお前は、シクフォニの大事な大事な家族だ。」
赫)「俺をッ、家族にしてくれるのッ、?」
紫)「そうだ。俺がお前のこと、愛してやる。」
赫)「ッッ俺のことッ、愛してくれるのッ?」
紫)「当たり前だ。だって、」
赫)「ッ!」
赫)「ッうん!!」
紫)「来るか?」
赫)「うんッッッ!!!」
ギュッ
赫)「あ”りがと”ッ!”」ポロポロ
紫)「ああ…。どういたしまして。」
紫視点
俺はいるま。22歳。
怪しいこの街でマフィアのボスをやっている。
この日は、また裏切り者が出たので処理していた。
銃などで殺し、証拠を隠滅してからドアを開け、そいつを放り投げた。
だが予想外なことに、ドアの目の前には15歳くらいのガキが立っていた。
紫)「あ”?」
赫)「ッひ」
なんだコイツ。
顔を真っ青にしてガタガタと震えてる。
それによく見てみたら裸足だし。
なんでこんな時間に子供が…
……見た感じ親から逃げてきたって感じだな。
…訳アリか。
ていうか見られた…、
めんどくせぇな〜
こういうの見られたら殺すのが鉄則なんだけど…
訳アリそうだしどうするかな〜…
そう思っていると大声と足音が聞こえてきた。
赫)「ひゅッッ、」
ああ、やっぱりな。
この怯え様からして今のはコイツの父親ってところか。
ますます悩むな…
そう思ってガキに聞こうと俺が言葉を発したと同時に、ガキは突然予想の言葉を放った。
赫)「殺してくださいッ」
紫)「は?」
聞くと親に捕まるのは死ぬより嫌だということらしい。
俺がマフィアかなんかだと理解したのか、見てしまったからどうせ殺される、とも思っているようだった。
……まあ、お望みなら殺してやるか。
あ、でも…
ここで殺すのは面白くないな。笑
いいこと思いついた♪
そして俺はガキを手元に置くことにした。
予想通り、ガキは愛に飢えているようで、俺が愛してやる、と言うと泣き出した。
予想通りだ。
虐待されている子供は大体愛に飢えている。
だからファミリーなんて言葉は救いでしかない。
これから俺がコイツを愛せば愛すほどコイツは辛かった時期と比較して必要以上に幸せを感じる。
このファミリーという存在から抜け出せなくなる。
ファミリーの仲間達はみーんなそんなふうにファミリーになった。
裏切りは絶対に許さない。
だって、ファミリーだから。
家族を裏切るなんてことしないだろ?
コイツだって同じだ。
もし嫌がっても関係ない。
俺からは逃げられない。逃がさない。
まあ後これは私情だが、コイツは売り物にされていだけあって容姿が整っている。
正直に言うとタイプなんだよな〜♡
犯してみたいわ。
だからどんな方法を使ってもファミリーに依存させる。
ファミリーって、救いだよな。
でも、逃げたい時、また違うものになる。
裏切るなんて許さねえよ?
だって、
1ヶ月程経ってしまいましたがいるまくんの日、11月10日に投稿された、「マフィア」の歌ってみたのパロでした!
一応概要欄を読み込んで書いたんですが、気に入らないところとかあったら教えて下さい!
続き▷▶︎ ♡100
いかなかったら書かないかも…!
コメント
2件
まじで、最高でした 続きまってます!