道枝side
『みっちーごめん、今度の休み、仕事入って行けへんくなった』
はぁ…人気者やなぁ…康二くんは。きみにとっての俺は、ただの後輩なんやろうな。誰にでも優しいから…
完全なる俺の片想いや…
謙「みっちみっちー!」
駿「んー」
謙「最近みっちー考え事ばっかで寂しい。相談のるし!」
駿「なっ!そのつもりは!ごめん長尾!!」
俺にとって長尾は世界一大切で、失いたくない存在。そんな長尾が寂しがっている!何をしてるんだ俺は…最近は康二くんのことばっか考えてしまう。
謙「ムー」
駿「ごめんなー長尾。でも大丈夫やで」
謙「大丈夫ちゃうもん。言ってみてよ」
そりゃ、いいたい。でも、俺が康二くんをやで?引くやろ。嫌うやろ。
謙「言ったら嫌われるかもーとか考えてるんやろ?」
駿「っ!」
謙「ふふっ、図星ー」
駿「引かないし、嫌わん?」
謙「うんうん」
駿「わかった。あの、な」
頑張れ俺。長尾はいいやつだって、信じろ…!
駿「あの…その、俺…康二くんくんのことが、好き、みたいなんだ…!」
謙「__え」
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