テラーノベル
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運命の人がよく分からない話になってしまったので消そうと思います💦
今回は完結で終わらせます!
少し長くなってしまうかもしれませんが読んでいただけると嬉しいです❣⃛
死亡表現あり、かなり重めです
苦手でしたらお控えください🙇♀️
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憶えていて。
俺のことをずっと
大切な貴方が憶えていて
忘れないでいてね。
柔が芸能界から姿を消して約2年が経った。
SNSである事ないこと書かれ熱愛騒動にまで発展し姿を消さざるを得なかった。
その事件のせいでかなり心を病んでしまい
今では元メンバーの中でも俺しか柔に会うことができんくなった。
「…柔?起きとる?」
声をかけるとあの時と変わらない綺麗な顔でこちらに振り返った。
変わったところといえば寝れていないせいで隈ができていることくらいだ。
「あ、舜来てたんだ。気づかなかった」
「来とったよ笑何してたん?」
「……ぼーっとしてた」
あの日からずっとぼんやりとどこかを眺めている柔。何を考えているのか俺にはわからん。
わかってあげられん。
こんなに近くにおるのにずっと遠くにいるみたいで。
近くで笑いあってくだらない話をしていた日々が嘘のようやった。
どうにもしてあげれんのが心苦しく、それでも目を離してしまえばいなくなるかもしれない恐怖から俺は柔の傍を離れられなかった。
今思えば近くにいる方が柔にとっては苦しかったのかもしれんな。
そんなこと思ってももう遅いのはわかっとるけど。
♦︎ ♦︎ ♦︎
あの騒ぎの後、俺は誰の事も信じられなくなった。
毎日家に来てくれる舜太の事だって鬱陶しく思ってしまう。庇ってくれなかったくせに。守ってくれなかったくせに。メンバーなのに。メンバーだったのに。そんな思いが溢れてしまう。
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しらす
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わかっている。舜太は優しいから俺のことを放っておけないのだろう。
でも惨めだ。
お前が家に来ることによって俺が惨めになる。
誰よりも近くにいて支えて何度も助けてくれた舜太を今では鬱陶しく思っている。
恨んでいる。憎んでいる。そんな自分がいちばん嫌いで
1番惨めだ。
「なぁ柔、たまには外出ん?ずっとお家じゃやることないやろ?」
これだってきっと優しさなのだろう。
出れるわけないのに。人目の多いところになんて行きたくない。
なんて言われるのかどう思われるのか。また誹謗中傷の的になってしまったら。そう考えると外になんて出られなかった。
「出ないよ。やめてそういうこと言うの」
「……ごめん」
舜太の事も自分の事も嫌いになってしまいそうだ。
……今死ねば舜太の事を嫌いになる前に終わらせられるのではないか。いや、舜太が死ねば俺の大好きな舜太のままいなくなってくれるのではないか。
そんな歪んだ考えが俺の頭に浮かんでしまった。
♦︎ ♦︎ ♦︎
数日後
柔の家に行くと珍しくはっきりとこっちを見た。どうしたのだろう?と思い近づくと刃物を持っていることに気がついた。
「柔?どないしたん?」
「ねぇ舜太。一緒に死のう?」
口を開いたと思えばとんでもないことを抜かしてくる。何を言うてるんやこいつは。
「何言うてるん?ダメやで」
「もう疲れたの。このままじゃ自分も舜太も嫌いになる。だから、ね?このまま終わりにしよ」
柔はそういうと立ち上がってこちらに近づいてきた。逃げなければならない。でないと死んでしまう。殺されてしまう。わかっていたのに
体は動かんかった。
「ええよ。柔。」
俺はそう言って柔を抱きしめた。
その瞬間腹部に鋭い痛みが走る
それでも何も感じることはなかった
「柔は、死んだらあかんよ、」
死んだらあかん。
俺の大好きな柔には生きていて欲しい
俺を殺した罪を背負って
俺のことをずっと憶えて生きて欲しい。
「え、?」
戸惑った顔をする柔。
その顔久しぶりに見たなぁ
もっと一緒にいたかったなぁ
「俺の事、殺した罰やで。」
「憶えててな、柔。ずっと、俺のこと」
「忘れんでな。」
舜太を刺してからどれくらい時間が経っただろうか。
あんなに温かかった舜太はもう冷たくなっていた。俺のせいで。俺が殺したから。
「憶えててな。」
その言葉がずっと耳に残ったまま
舜太は静かに俺の前から居なくなった。
🔚
終わりです
なんだか中途半端になってしまいましたね💦
もう少し上手く書けるよう努力します😭
コメント
1件
重くて苦しいお話でした…柔の歪んだ愛情と、舜太の執着がすごく伝わってきて、読んでて胸が締め付けられました。特に最後の「憶えててな」という言葉がずっと心に残ってます。こんなに重いテーマを丁寧に描けるもちぷよさん、すごいです。素敵な作品をありがとうございます🌙