TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

登場きゃら

・はきゅ

強くて大きなドラゴンに憧れている、小さなドラゴン。「弱いから、売れないから」という理由で安く売られていたところをgreenappleに買われた。

・しー

狼と獅子のような見た目をしたドラゴン。赤く輝いている毛と、力強く燃える太陽のブレスが特徴。その見た目と性格はほぼ反対で、静かで人見知り。でも彼が隠す本当の性格は…

・なな

狐のような見た目と白く輝く毛で、皆の人気者。はきゅと似たような過去を持っており、強く、綺麗でなければ皆に好かれないことを知った。はきゅを見ると暗い過去を思い出すためはきゅを嫌っていたが、自分と同じようなところを感じて…

・たまご

丸く、綺麗な卵の飾り?が特徴的で、うさぎのような見た目をしている人気のドラゴン。はきゅに優しくしてくれるお兄さんのような存在で、はきゅを嫌うななを説得しようと必死。

・greenapple

ドラゴンが大好きなドラゴン乗り。たまたまオークションで出会ったドラゴン、はきゅ

を自分の島へ招き入れた。大好きなドラゴン皆と仲良くするのが子供の時からの夢。


第1話「小さくて弱いやつ」


僕の名前は…無い。僕は今から売られに行くところなんだ。育ったボロ小屋がだんだん遠くなっていく。この景色、これで何回 目だろうか…。僕を育てた人間は強くてかっこいいドラゴンを好む。でも、僕は小さくて、弱い。だから必要とされなくて…昨日の夜、眠れなくてそっと水を飲みにいったんだ。その時たまたま聞いてしまった…

「小さくて弱いあのドラゴンを明日売りに行く。」

「いいんじゃないか?あのままあそこに置いて居ても邪魔だし、俺たちのストレス発散にしかならないよ」

「ちょっと羽根を踏んだら、あの泣きそうな顔、面白かったなぁ!」

「そろそろ寝るぞ、明日のオークションに間に合わなくなる」

僕は怖くなった。明日、売られるの…?知らないところに…

ここの人達は信用できない。弱いドラゴンは次々と何事もなかったかのように消えていく。次は僕の番なんだ…どこか…怖い所にでも売り飛ばされるのかな…

でもよく考えたら…ここを出られる。そう思うと幸せかもしれない。

やっと落ち着いて眠ることができた。

目が覚めると、縄で縛られ、運ばれていた。どうやらオークションに行くようだ。

ドキドキしながら会場に入ると、そこにいたのは大きくてかっこいいドラゴンばかり。昨日とは別の考えが頭によぎった。

“こんなにいいドラゴンがいたら…弱くて小さな僕は売れないかもしれない…!”

でも今更逃げることはできない。僕は誰かが買ってくれることを祈りながら、オークションの品物置き場へ向かった。


しばらく経った。そろそろ僕の番だ。僕の前に並んでいたドラゴンは500万とか、とても高い値段でどんどん売れていく。こんなに売れるなら大丈夫だよね…?

思い切って品物を置く台に立った。

僕に付けられた値段は3000円。最初のうちは少し期待していたが、僕に買い手が現れることは無かった。あと3秒で締め切られる。お願い、誰か…!!

「私が買います!!!!」

え…?声のした方をみると、赤くて大きな狼みたいなドラゴンにまたがった少女がまっすぐにこちらを見ていた。

「お嬢ちゃんいいのかい?こんな汚いやつ…」

「汚いですって?ふざけないでください!何を言われようがこの子は私が買います!3000円ですよね?」

「ふん!度胸のある嬢ちゃんだな!特別だ。1000円で譲ってやるよ!」

そんなやりとりが聞こえてくる。僕はこれからどうなるの…?

「おいで」

少女が手を差し伸べている。僕は少女の手を掴んでいいのかわからなかった。迷っていると少女は告げた。

「私greenappleっていうの。この赤い子はしー。これからよろしくね、大丈夫、私は貴方をいじめたりなんてしないわ、一緒に帰ろう」

赤い大きなドラゴンに目を向けたが、襲ってくる気配はない。少しずつ警戒しながら少女について行った。そして、たどり着いたのは…大きな島だった。

「今日からここがあなたの家。紹介するね、白狐のなな、うさぎみたいなたまご、赤狼のしー、そして…あなたの名前は?」

名前?僕に名前は無い。僕は首を横に振った。すると少女は悲しそうな顔をしたがすぐに笑顔で言った。

「じゃあ、貴方の名前は『はきゅ』よ!」

『はきゅ』…かっこよくは無いが、小さな体にとても似合う…?

少女に向かって頷くと、寝床へ案内してくれた。皆共同で寝ているようだが、端っこに僕のスペースが確保されていた。

「初めてで怖いだろうから、慣れるまではここで寝てね。今日はもう遅いからおやすみ!」

横になってみると、とても暖かくて涙がこみ上げてきた。こんなに暖かい布団は初めてだ。まだここに来てよかったとまではいかないが、安心して眠れるだけでも幸せだ。

僕はそのまま深い深い眠りに落ちた…

ちいさいドラゴンと    大きいドラゴン

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

537

コメント

13

ユーザー

🍏神…(???)とりあえずはーと500にしときましたわ(?

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚