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関西の続きお願います!
ウワーーーーンありがとうございます😭😭😭可愛い……純愛可愛い…………守れ………囲え……………
そういえば最近、関西弁苦手ですって言う方が多い気がするのですが、あくまで1関西人のおままごと的関西弁講座って需要ありそうですかね?
どうも皆様、サカナです!
今回はハシビロコウ【公式】様より、東京×大阪です!
いいですよねえ、このカプ
うちの設定だと年齢だけショタおにになってとても良い。
よくあるおサボり大阪さんと、仕事中は真面目な東京さんの恋物語()になります。
大阪「あー…なぁんで事務作業ってこんな退屈なんや…」
先程まで資料を作っていたパソコンを閉じ、大阪は東京がいないうちにサボることにした。
大阪「俺は営業のが向いとるし〜」
東京「大阪さん、今戻りま…した………」
会議から戻った東京は、デスクから消えた大阪に怒りが湧いた。
東京「まだ資料もらってないんだけど…大阪さんサボったな…?」
大阪は仕事ができる。
だが、サボらないかと言われれば否である。
言ってしまえば自己中心的な部分があるので、あまりに退屈であったり、継続的な作業は苦手で、こうしてサボることもよくある。
東京「もう!納期近いって言ったのに!」
怒りの表情を露わにして、東京は部屋を出た。
「そろそろ仕事に戻ったら?東京に見つかったら怒られるよ」
「退屈な作業ばっかで飽きたんやもん」
「まったく…仕事はできるんだから頑張ればいいのに」
「逆や逆。頑張りたくなるような仕事を振ってもらいたいわ」
大阪を探していると、薄く開いた扉の向こうからそのような声が聞こえてきた。
この声は栃木と大阪だ。
思い切ってバーンと開くと、やべー…とでも言いたげな大阪の姿と、あっ、という表情をした栃木の姿を視認する。
東京「大阪さん…💢」
大阪「…お、怒ってる…?」
東京「怒ってるに決まってるでしょ!!早く仕事に戻って!」
大阪「うわぁああ助けてや栃木ー!」
栃木「南無阿弥陀」
大阪「見捨てる気満々やないけ!!」
東京「仕事に戻れって言ってるでしょーが!!!」
流石首都と言うべきか、細身ながらも東京は大阪の首根っこを掴んでオフィスまで連れて行った。
大阪「うぎゃあああああ!!!」
「うるさいぞ大阪ー!」
東京「全くもう、なんでサボるの!」
大阪「事務は苦手なんや!許したってよ〜…」
東京「嫌だね。ちゃんと終わるまで、俺が見張るから」
大阪「えぇ〜…」
東京「ほら、パソコン開いて!」
大阪「ぅ〜…」
大阪は渋々パソコンを立ち上げ、画面に作りかけの資料を映した。
東京「うん、やっぱりちゃんと出来てるじゃん。サボらなきゃ早く終わるのに」
東京は不思議そうに首を傾げ、大阪に問う。
大阪「…ほんまはな、お前と話す機会作りたかっただけや」
東京「…へ?」
大阪「俺は西の、お前は東の首都みたいなもんや。お互い中心なくせして、普通のお喋りなんか滅多にせんやろ」
東京「…そういえば、喧嘩が多かったかも」
大阪も東京も京都と仲が良いのだが、割と独占欲の強い2人であるから、よく京都を巡って争うことがあった。
世間話をした記憶はかなり曖昧で、前に少し話したかも?という程度。
大阪はそれを気にかけ、このように問題を起こしている、とのこと。
大阪「サボったら怒られるゆうことはわかってんねん。けどこれ続けてたら、根は真面目なお前のことや、ちゃんと終わらせるまで近くおってくれるんとちゃうかな、って。そう思ってただけや。仕事だるいのもほんまやけど」
パソコンでカタカタと資料を作りながら、大阪はそのように語った。
大阪「…ま、そーゆーわけで、これでええか?」
東京「!え?あ、ちょっと待って、確認する」
大阪の言葉を反芻して、少しぼーっとしていた東京。
真面目にやれば仕事が早い大阪はあっという間に残りを片付け、東京が確認するのを手遊びしながら待っている。
大阪「どうや?結構頑張った思うんやけど」
東京「……うん、完璧…こんなに綺麗な資料できるなら、最初からやってくれたら助かるんだけど」
大阪「さっき言うたやろ〜?別に気にしんくてええけど、だるいもんはだるいねん」
東京はまた大阪の言葉を思い出してみた。
聞き間違いでなければ、自分と話したいがために問題行動を起こしていた、という解釈になる。
大阪「けどまぁ、嫌われとるやろなぁとは思っとったし、次からはちゃんとしたるわ」
笑う大阪が何故か痛々しく見えて、東京は言葉に詰まった。
大阪「んじゃ、俺社食に…」
ガタッ ドサドサッ
大阪「…な、何してるん?」
東京「き、嫌いじゃないもん…!」
大阪は机に乗り上げて足を組んでいたのだが、降りようとした時、東京に床ドンに近い状態にされてしまった。
東京「京都さんはもちろん好きだけど、大阪さんも好きだから!」
東京の腕に閉じ込められ、若干反るような姿勢の大阪は目と鼻の先にある東京の顔を見ることしか出来ず、あまりの近さに頬が紅潮してきている。
顔が熱い。
東京「上手くは…言えないけど…京都さんとは別の意味で、大阪さんはちゃんとすk…」
愛知「ねー大阪ー、ここ教えてほし
……!?」
・明らかに押し倒している東京
・明らかに押し倒されている赤面の大阪
・どう見てもキス距離の2人
愛知「あっ(察)…ご、ごゆっくり…」
パタン…と静かに、扉は閉められた。
大阪「…ちょっ、おい待てや愛知!!ちゃうから!!ほんまにちゃうから!!!」
一拍置いて、大阪は喧しく叫び始めた。
愛知は口止めしない限り、ニュースを言いふらす節がある。
誰と誰が付き合った、別れた、デートしていた…
愛という漢字が入っているだけあって、男だがそう言った話題は特に好きだ。
そんなわけで「東京と大阪がキスしてた」などと多少盛って話されることは想像に易く、大阪は焦っている。
東京「…じゃあ違うくすればいいじゃん」
大阪「はぁ!?」
東京「どうせ愛知のことだから、俺と大阪が付き合ってるとかなんとか言うだろうし、だったら本当に付き合っちゃえばいいんだよ」
大阪「な、何言うとるねん東京!それより誤解解いた方が…」
東京「…俺のこと嫌い?」
大阪「き、嫌いやないけど…」
東京「じゃあいいでしょ?」
大阪「それとこれとは話がちゃうってゆーか…」
東京「それに言いかけだったけど、俺はちゃんとそういう意味で、大阪さんのこと好きだから!」
東京の真剣な眼差しに、大阪は言葉を考えるほかなかった。
後日
愛知「大阪ー!」
大阪「な、なんや愛知」
愛知「あれから東京とどうよ?」ニヤニヤ
大阪「…そ、添い寝した…」
愛知「…純愛だ…!!!」