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第7話「悪魔な後輩」
「ちょっと聞いてくれよっ！」
予鈴が鳴ってすぐ、俺のクラスにそんな声が響いた。
授業前の教室が一瞬静かになったが、またうるさくなる。
みんなクラス全員に向けて言ったと思わなかったんだろう。
俺も、そう思ったし。
「明日……来る？ 生物部」
「おー？ なんだなんだ、何騒いでるんだ？」
一緒にいた一之宮もそう思ったらしく、続きを話し始めた。
遠くで、大声を上げたクラスメイトに応える声が聞こえる。
ちなみに、結局あれからどうにか一之宮をリス散策から遠ざけた。
「いや……やめとく」
「そう」
「これは大事件だぜ！」
「もったいぶらないで言えよー」
会話の間に、クラスメイトたちの声が耳に入る。
「べつに、行きたくないってわけじゃないんだが……その」
「気にしないで。雪穂のことはなんとかするから。元々沢木くんは部員じゃないんだし」
「……悪い。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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コメント
1件
リコちゃん！？
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