腐向け注意です。相良ニキ視点です。
あぁ、何で好きになってしまったんだろぅ。
そんな考えが何度も頭を過ぎった。
久「相良さん、大丈夫ですか?」
相「あ?大丈夫だよ。俺の心配なんかするくらいならとっとと仕事しろ、邪魔だ。」
そう言って目の前にいる自分の後輩、久我虎徹を睨む。
無駄に整った顔で「…そうですか。」とシュンとした表情で去っていく態度に「たかが一回勝てたくらいで舐めてんのか」という気持ちと、「今日もクッソイケメンだな。俺の気持ちも知らないくせに」という、二重の意味でイライラする。
いつからだろうか、自分の舎弟で、いつもうざったいと感じていた久我に恋心を抱き始めたのは。
あいつに抱かれる事を想像して、毎晩後ろを弄っている自分が情けなくてたまらない。
プライドの高い俺は、好きだなんて、絶対に伝えられないし、第一、男に好きだなんて言われて、気持ち悪がられるに違いない。
だから、この気持ちに気づいた時から、この気持ちは墓場まで持っていくと決めた。
会うたび暴言を吐く俺にも優しくしてくれて、こっちの気持ちも察してくれて、惚れないわけが無かった。
しかし、どうしても自分の気持ちを押し殺す事が出来なかった俺は、「どうせなら、嫌われて話す回数を減らしたほうが楽」と考え、最近は特に、久我に対してキツく当たっている。
相「おい!久我!てめぇ酒飲みすぎだろ、近寄んな!!」
久我「すみません…相良さ…ヒック…うゔ…気持ち悪い…」
今日はカチコミの後に、久我と飲みに行っていた。
明日が日曜日ということもあり、酒を煽りまくった結果、久我はベロベロに酔っ払ってしまった。
俺はちゃんと止めたのに…。どうすんだこれ。
とりあえず近くの裏路地で背中を擦ってやってはいるが、…
そんな事を考えていると、少し先からガタガタと物音が聞こえて来た。
酔っぱらいが暴れる音なのかと思ったが、耳を澄ますと、微かだがうめき声、いや、喘ぎ声が聞こえて来る。
まさかとは思うが…
相「おいおいマジかよ…」
久「ここ外だろ…?」
いくら人が通らないからって普通、路地裏でヤルか???
自分の事ではないのに、その音と声を聞くと恥ずかしくなる。
相「…終電逃すぞ…」
久「…それも、そうですね。」
俺は内心動揺しまくっていたが、久我は表情一つ変えない。
相「あ?久我、てめぇは電車乗って帰るんだろ?」
久「…ちょっと用事があるんですよ。」
何を思ったのか、久我は駅とは真逆の方向に足を向けている。
俺の事を置いてさっさと歩いて行く。
相「…ちょ、おい…久我!!おい、無視すんな!!」
こっちがどれだけ呼びかけて無視して歩き続ける久我にイラついて、袖をグイッと引っ張ってやった。
相「久我!てめぇいい加減に…って、なんで勃ってんだ??」
久「いや、…これは…その、…」
は?何なんだよこいつ。
俺では勃たないくせに、他の誰かも分からないやつにはこんなに簡単に勃つのか?
なんだよそれ、…
俺はそんなに魅力が無いのか?
色々な感情が押し寄せて来るが、よく考えるとこれは、チャンスかも。
自分が勃ってる所を見られるだなんて、男同士でも恥ずかしくて死にたくなる。
尊厳破壊なんてレベルじゃないだろう。
ましては自分の先輩に見られるだなんて、気まずくなって馬鹿にされて、屈辱的に違いない。
思いっきり馬鹿にしてやれば、流石に俺の事を嫌悪するだろう。
そうすれば、今度こそこの気持ちもスッパリ切り捨てられる。
正直、自分が言うのもなんだが、人としてどうかと思う考えだった。
しかし、どれもこれも、久我の野郎が俺の事を誑かした(実際はそんな事無い)のが悪い。
相「へぇ…ふ〜ん。久我、お前さあ…普段あんだけ真面目ぶってさ、頭ん中真っピンクじゃん。」
久「う、…そ、その…」
相「え?てかまだ勃ってんの?兄貴に見られてまだ勃ってるとかとんだド変態じゃん。」
まあ予想通りというか…なんというか…
案の定久我は恥ずかしがっている様子。
悪いとは思うが、どうせ最後なんだ。遠慮なく言わせてもらう。
相「あ〜。どうしよ。俺も襲われたら、こんな変態がいる組で一緒に働きたくないわ〜。なんだったら俺がその雑魚ちんぽの世話してやろうか?」
…これだけ言えばもう心はズタボロになっただろう。
さて、これで少しは楽に………
久「…そうですか。」
調子に乗って悪口を言っていた俺は久我が俺のすぐ側に来ていた事に気づいていなかった。
久「じゃあ俺の雑魚ちんぽの世話頼みますね?♡」
ぱん♡♡!!ぱん♡♡!!ぱん♡♡!!ぱん♡♡!!ぱん♡♡!!ぱん♡♡!!ぱん♡♡!!どす♡♡!!どす♡♡!!どす♡♡!!
相「んぉお”♡♡おっ♡おぉ”♡♡いぐぅう”♡♡♡♡まっまで♡♡…まりゃいぐっ♡♡」
久「締付け緩いですねー。もっと締めてくれます?」
相「ひぎっ♡♡あっゆ、ゆるぐな”いっ♡♡ほぉお”っ♡♡お”♡♡い”っいっでる!!とべろっ♡♡♡やめっあっあうっ♡♡」
くそくそくそっ!!文句を言ってやりたいのに上手く喋れない。口開いたら汚い声しか出てこない。…気持ちいい♡♡
好きなやつとセックスしてる喜びの方がどんどんデカくなる♡♡
久「てか人の事散々言っておいて相良さんこそ誰にでもケツ振るヤリマンなんじゃないですか?すぐちんこ入ったし。」
相「ちがっ♡♡おまえと…いっしょに”…すんな”っ♡♡おりぇは…やりまっ♡なんかじゃ♡♡んお”♡♡!!」
久「突っ込まれてすぐアヘ顔になってるやつが何言ってんだか。普段から男に股開きまくってるんでしょ。」
ベッドの周りには既に大量の久我の精液が入ったコンドームが落ちている。俺達どんだけセックスしてるんだっけ?
相「♡♡♡♡っも”う、やだ♡♡!!んぉ”っ♡♡ゆるひで♡♡♡…ぐが、…や”め”…あぁ”♡♡♡」
久「許すも何も、相良さんが俺のちんこの世話してくれるって言ったんじゃないですか。ほーら、早くそのへっぴり腰上げて、休憩とかないんで。」
相「…くがっ…きいて♡♡い”…やめ”っお”♡おぉ”♡♡!?!?んぉ”♡♡お”っ♡やっ…やかやだぁ♡♡ぬいでぇ♡♡はいんないっ♡おなかっくるじぃ♡♡ちんこやだぁ♡うぉ”♡♡…っう”〜~~ーーー♡♡!!!!」
びゅるるるるるるる♡♡♡♡!!!!
ビクンっ♡♡ビクっ♡♡♡
どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡
ぎっし♡♡ぎっし♡♡ぎっし♡♡ぎっし♡♡
相「ほぉおぉ”〜〜♡♡おっおぉ”♡んぉ”♡♡くがっ♡♡いぐっ♡♡」
久「…っそういう誘い方は何処で教わったんですか?あぁ、…相良さんにはこういう事教えてくれるセフレ沢山いますもんね。」
相「ひがぅ”♡♡…ちがっ♡♡っお”♡♡!!こりぇ”…はじめ…、れ…♡♡んぉ”♡♡!!おっ…んぁ”♡♡」
久「相良さん…そろそろ正直に言ってくださいよ。あんたは男遊びに慣れたヤリマンなんだろ?」
相「なっ…だから違うって…う”ぁ”♡♡!!ち”ょ♡♡んぉ”♡♡ほぉ”っ♡♡!!」
久「認めたらもう少し優しくしてあげようと思ったのに…いつまでも嘘つきやがってっ!!」
相「嘘なんかついてな”っい”ぃ”♡♡!?いぁ”♡♡!んぁ”♡♡うぉ”おっ♡♡あ”とあぁ”う”♡!?!?はげしっやっぁ” あ” っ♡♡!!くがっ♡♡なんでっ♡♡おぉ”♡♡♡」
相「くがぁ♡♡やらぁ♡おねがっ…とめてぇ♡♡っおぉ”♡♡!!らめぇ”♡♡…やだっ♡♡こわれり”ゅ♡♡ゆるじでぇ”♡♡」
久「何を許せってんですか。あぁ、本当は俺はヤリマンです。嘘ついてごめんなさい、許してくださいって事ですか、?」
相「そうりゃなぃ”♡♡こわい…♡♡おしりらめ” なるっ♡♡んぁ” あっ♡♡!!あっぁ”あ♡!!はげしいのやら”♡♡おねがっ…やさしくっ♡♡♡♡んぉ”♡♡!!」
久「泣くほど嫌かよ…俺とヤるのが…」
久「いいですか?相良さん。これから他のヤツの所に行こうだなんて絶対に考えないでください。そしたら毎日気持ちいいセックスしてあげるんで。俺のになってくださいよ…」
酔っ払ってるのもあり、訳が分からなくなっていた…でも、今ここで好きな人に告白されて、彼の手を取らないという選択肢なんて、もうあるわけが無い。
はい、ここまでです。ここまで見て頂きありがとうございました。よかったら感想をコメントしていって下さい。モチベに繫がります。
コメント
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そち、中々いい小説を書くな。
好きすぎる_:( _ ́ཫ`):_