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俺「ついに俺達の旅が始まったな」ハテナ「そうですね」
狩山竜二「でもよ、こっからどこに行くんだ?」
俺「俺さぁ、夢があるんだよ」三咲鈴「夢?」俺「あぁ」
俺「昔、これをじいちゃんから貰ったんだよ」スッ パサッ ハテナ「ん?」
俺はリュックの中から、地図を取り出した。
俺「ガキの頃に貰った物なんだが、バツ印が書いてある」
囚人A「おっ、本当だ」俺「そしてこの地図、どうやら相当昔の物らしい」
俺「さっき、旅の準備をしている時に、倉庫の中にほこり被ってたんだ」
俺「俺はどうもこのバツ印が気になる」ハテナ「なるほど…」
俺「俺の夢に、付いてきてくれるか?」ハテナ「私は賛成です」
狩山竜二「別に俺もいいぜ」三咲鈴「私も」囚人A&B「勿論!!」
俺「じゃあ決まりだな!」ハテナ「ん?」狩山竜二「何だ!?あれ!!」
狩山が指を指した方には、大きなUFOの用な物があった。
三咲鈴「ゆっ、UFO?」
そしてそのUFOは、俺らの目の前に着陸した。
そしてUFOの入り口が開いた。
俺「なっ、何だぁ?」狩山竜二「誰か出て来たぞ」
その入り口からピョンと、小さな兵士が出て来た。
兵士A「バッド様の、おなぁ~り~!!!!」
狩山竜二「何だよお前ら」兵士B「口を慎め!!」
ダッダッダッダッ… 奥から重たい足音が聞こえてくる。
バッド様「ここが地球か…」兵士A「そうです、お気に召されましたか?」
バッド様「まあ、空気が綺麗でよいではないか」
バッド様「では、その地図を返したまえ」俺「はぁ?」
バッド様「覚えているか?」俺「何をだよ」
バッド様「お前の家の前に、隕石が落ちて来たのを」俺「はっ…!!」
その時、俺は全てに気づいた。
バッド様「その隕石を落としたのは…、」俺「お前ぇ!!」
バッド様「全てはその地図を返してもらうため」
バッド様「そして、そのバツ印の意味を解き明かすためだ」
俺「これはじいちゃんから貰ったんだ!!、誰が渡すかっ!!」
バッド様「まっ、そう言うと思ったさ」スッ!!
そう言うとバッドは、手をスッと上げ、何かの合図を出した。
だがバッドが合図を出して少ししても、何も起こらなかった。
狩山竜二「…何も起こんねぇじゃねぇか」囚人A&B「そうだそうだっ!!」
バッド様「そりゃあどうかなぁ?、上を見てみな」俺「あ?」
狩山竜二「おいおい、どうなってんだよ…」三咲鈴「えぇ…」
何とUFOの上に、大量のバッドの姿があった。
バッド様「コイツらは全て、兵士が作ったクローン共だ」
バッド様「その地図を渡さねぇって言うんなら、」
バッド様「どうだ、渡す気になったろ?」兵士A「さあ!、早く渡せ!!」
俺「…ハテナ、出来るか?」ハテナ「出来ますよ」
俺「狩山、出来るか?」狩山竜二「当たり前だろ?」
俺「三咲さん、出来るか?」三咲鈴「出来ます」
俺「囚人二人、出来るか?」囚人A&B「当たり前です!!!」
俺「よしっ、バッド、」バッド様「何だよ、早く渡せ」
バッド様「フッ、馬鹿が、自ら死を選ぶとはな」
俺「フッ、馬鹿はどっちかな、死ぬのはテメェだよぉ!!」
バッド様「さあ!!、野郎共ォ!!!、」
ついに俺達の、新たな戦いが、幕を開ける。