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桜ちゃんと先生と生徒



桜女体化+愛され

モブ教師でます(名前あり)


男子しか入学してこなかった風鈴高校に突如として入学してきた女子の桜に先生達が混乱し、生徒達が翻弄されるお話



保健体育



「梅宮〜、ちょっといいか?あ、柊もいんのか。できれば柊も来てくれ」


「お?どうしたんだ?」


「なんか困り事でもあったのか?保坂先生」


3年1組の扉からヒョコリと顔を出したのは保坂俊治《ほさかしゅんじ》、保健体育を担当している先生だ。

見た目は黒髪を綺麗に揃えマッシュの髪型で黒縁眼鏡(度なし)を付け青のジャージの着た猫背の先生だ。先生も昔ヤンチャをしていたらしく、耳にはピアスを開けていた跡だけが残っている。

さて、そんな保坂が困り顔で梅宮と柊を呼んだ。あまり聞かれたくない話なのか生徒指導室まで案内される。別に指導されるようなことはしていないのだが。(喧嘩は別)


「それでそれで?どうしたんだよ保坂先生!どーんと話してくれよ!」


「…あぁ、ありがとな梅宮。そういってくれて助かるよ。…じゃあ本題なんだが…」


保坂が机に肘を置きよく刑事ものなどで見る考えるような格好をする。その表情は真剣そのものでそんなに深刻なことなのかと、2人は身構えた。そして保坂はゆっくりと口を開いた…




「…桜のいる1年1組での保健体育ってどう授業すればいいと思う…?」


「…は?」


「いやさー、風鈴って今まで男子しかいなかったじゃん?男子なんて性に対して偏ってようが少しは知識あるだろ?だから保険の授業のときはワイワイ盛り上がりながら下ネタだらけで授業進むじゃん???でも、桜のいる1年1組は保健体育の時だけ空気が張り詰めてるってゆーか、なんつーか…」


「あ、あぁ、なるほどな…?」


「今はまだそれでいいしまぁ気持ちはわかるから気にしてなかったんだけどよ。次から本格的に性への授業がでてくるから…どーしよって思って…」


…保坂の悩みというのはこれだった。1年1組の桜というのは統一前の風鈴を求め今年入学してきた風鈴高校唯一の女子生徒だ。男勝りな性格で喧嘩っ早い。だが、時折見せるちょっとした弱さなどがあって愛らしいと1年生は勿論、2、3年生にもモテるような女の子だ。そして、そんな桜が大好きで一番の強火担なのが1年1組のメンツである。

桜を愛で、桜を甘やかし、桜を幸せにしようと今日も奮闘中のあのメンツに、男勝りな性格からは以外にも案外初心な桜。これから始まる性の授業は桜にとってはセンシティブな話が多い。そのため、1年1組のメンツは桜に聞かせまいと授業妨害に走る可能性が無きにしも非ず…

と、まぁこれらのことが原因でどうすればいいのか悩んでいるらしい。

別に授業妨害をされるのはいい。保坂とて元不良。授業妨害所かめっちゃ授業サボっていたのである。そんな時もあった。だが、1年1組には桜がいる。先程説明した通り今現在桜、めっちゃモテてる。今風鈴では桜の奪い合いで血と汗と涙を流してるやつも少なくない。なんなら獅子頭連とかなんか色んなとこからモテてる。なので、いつ桜が彼氏できたと言って連れてくるかもわからない。そしてその時偏った性知識、またはまったくそのような行為を知らないとなると大変危険である。なので保坂としても桜に1歩進んで貰わなくてはならないのだ。そしてその時1年1組のメンツに授業妨害に走られると大変面倒なのである。


「なるほどな〜確かにそれは困る」


「はぁ、胃が…」


「お、おぉ、柊なんかごめんな。まぁ多聞衆内での話だからお前も気にかけてくれ」


「うす…」


「でも、それは本当にどうしたらいいかなぁ。予め蘇枋とか楡井とかから次の授業はこうだから〜って説明してもらうか?」


「まぁ、それも手なんだけどな…俺、蘇枋にいい具合に丸められそうで…!実際過去に何回か丸め込まれたし…!」


実は保坂、何度が蘇枋から授業妨害を受けている。というのも授業前に保坂の元に蘇枋が来たかと思えば今日の性についての話はまた今度で大丈夫だ。なんなら一生しなくていい…と。保坂は保坂で対抗した。だが、負けた。保坂とて元不良。学生時代は口など使わず拳で対話していたものだから口喧嘩は滅法弱い。結婚したての奥さんは口喧嘩が強いらしくよく負けたと、目に涙を浮かべているところを目撃する。


「先生っ!しっかりしてくれ!あ”ぁっ、胃が…」


「す、、蘇枋アイツ何言ったんだ…?」


「聞いてくれよ梅宮ぁああ…アイツ怖いんだ…桜と将来結婚するのは俺だから俺が性について教えるから大丈夫だって言うんだぜ…?なんか妙に圧あるしさぁ…俺不良だったけどチビったもん…!お陰でここまで性についての授業伸びちゃったじゃんっ!!!」


「せ、先生…よし!保坂先生!俺に任せろ! 」

「うっ、梅宮ぁあああ!!!!!!!!(喜喜喜喜喜)」




後日…


「う、梅宮…?これはどういう…?」


「おぅ!保坂先生!」


相談から数日後、保坂は梅宮からとある教室へと呼び出されていた。いざ行こうとすると梅宮が職員室の扉を勢いよく開けて保坂を担ぎ全速力で走っていく。どういうことだと混乱していれば1年1組の教室が見えてきた。すると梅宮は1年1組の扉をバーンっと勢いよく開けたと思えば白黒頭の少女、桜遥を何も言わずに担いで1年1組の教室を後にした。混乱する桜と保坂を置いて梅宮は全力で走っていく。後ろからは1年1組のメンツの叫び声と物凄い勢いで走る音がする。

しばらく走ったかと思えば空き教室に入る。そして梅宮は扉を閉め、あろうことか鍵をかけた。そこで先程の展開に戻る。


「おし!保坂先生!ここだったら気兼ねなく授業できるだろ!」


「う、梅宮ぁあああ!!!!!!!!(涙涙涙涙涙)」


その時、バンッバンッと扉を叩く音がする。ギギギッとブリキのように頭を動かせばそこには般若の顔をした1年1組のメンツが…!その中でも一際輝く般若はやはり蘇枋だろう。保坂は泣いた。


そうしてまた数分後、そんな般若が扉から入ってこないよう梅宮が抑えつつも保坂による桜遥への性教育が始まった。



保坂は泣きながら授業をした。





保健体育    完



保坂俊治(ほさかしゅんじ)(26)

・保健体育の先生

・猫背でなんかモサモサしてる。弱そう

・学生時代は風鈴高校でヤンチャしてた。が、喧嘩は弱い方でよく強いやつのパシリをしていた

・生徒からはさかっちゃんの愛称で親しまれている

・最近大学で知り合った同い年の女性と結婚した

・奥さんは口喧嘩が強く姉御肌らしい

・実は奥さんは風鈴高校の保健室の先生だとか…?

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