/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
シェアするテラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
シェアする電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
⚠️特定の国を賞賛する、政治的な意図は決してございませんのでご了承ください
⚠️史実とは一切関係ありません❌
⚠️私の妄想です。
こんばんは
お腹痛くて辛い主です。
ヤンデレ弟×兄を書きたかったので、カナアメで書いてみました。
⚠ATTENTION⚠
・BL
・カナアメ
・🔞無し
・加がヤンデレ
・なんでも許せる方向け
加→カナダ
米→アメリカ
では、どうぞ⬇
✂︎——————ｷﾘﾄﾘ線—————–✂︎
加side
朝。
兄さんの声がした瞬間、目を覚ます。
米「カナダ〜…おはよ…」
その掠れた声。
低くて、少し眠たげで、やわらかい。
耳に届くたび、心臓の奥がふるえる。
ああ、また今日もこの声を聞けた。
今日も、兄さんが生きてるって分かる。
それだけで十分なのに……
僕の中では、もっと深く、濃い欲望が膨らんでいく。
加「兄さん〜♡おはよう！！」
わざと明るく言う。
少しでもいつも通りに聞こえるように。
だって兄さんは、優しいから。
僕の普通を信じてくれる。
僕が笑っていれば、それで安心してくれる。
加「兄さん、何食べる？」
何を食べてもいい。
でも、本当は知ってる。
兄さんが食べるもの、飲むもの、好きな味、全部。
昨日も、一昨日も、兄さんのマグカップに口をつけたあと、洗う前にそっと匂いを嗅いだ。
誰にも気づかれてない。兄さんも、もちろん知らない。
米「ハンバーガー…」
加「また？太っちゃうよ？」
米「別にいいだろぉ…？」
その気の抜けた声が、心地いい。
兄さんのすべての音を、僕は拾っている。
どんな小さな吐息も、笑いも、僕だけが聞き分けられる。
他の誰にも分からない。
兄さんの全部は、僕の中でだけ響いている。
米「カナダ〜、早く会社行くぞ」
加「え？ あ、うん！」
兄さんの声で現実に戻る。
会社。
人が多い場所。
兄さんに触れられない場所。
あの空間が、嫌いだ。
兄さんの笑顔が、他人の目に触れるのが、耐えられない。
同僚の視線。女の子の笑い声。
全部、汚らしく聞こえる。
兄さんの声を濁らせるノイズ。
あんな連中、いなければいい。
昼休み。
兄さんがロシアに呼ばれて出ていった。
二人で食堂に行くんだって。
その言葉を聞いた瞬間、視界が赤く染まった。
僕の兄さんが、あんな奴と？
あんな奴の隣で、笑う？
あんな奴の前で、喋る？
机の下で、拳を握りしめた。
血が滲むほどに。
でも笑う。
顔だけは、いつもの弟のままで。
兄さんが戻ってきた時、僕はいつもの声で言った。
加「おかえり、兄さん」
兄さんは笑って「ただいま」って言う。
その瞬間、僕の中で何かが救われて、同時に壊れる。
だって、兄さんのただいまが他の誰かにも向く日が来るのが怖い。
結婚？恋人？そんな言葉が兄さんに似合うなんて、思いたくもない。
兄さんが誰かに愛されるなんて、ありえない。
兄さんは僕のものだ。
ずっと、昔から。
夜。
兄さんは疲れた顔でソファに座る。
米「カナダ、今日もありがとな」
その言葉一つで、今日のすべてが報われる。
けれど、同時に胸が痛い。
加「兄さんこそ。疲れたでしょ？ 肩揉んであげる」
兄さんの背中に触れた瞬間、指先から何かが伝わる。
体温。鼓動。命。
ああ、生きてる。
この手の中に、兄さんがいる。
首筋に目を落とす。
白くて、柔らかそうで、ほんの少し汗の匂いがする。
呼吸を合わせる。
息が兄さんに触れるたび、心臓が軋む。
加「兄さん……」
声が掠れた。
兄さんが振り向こうとする前に、手を強く置いて止めた。
……ダメだ。
怖がらせちゃう。
怖がられたら、もう二度と隣にいられなくなる。
加「……なんでもない」
兄さんは笑って、「お前、変なの」と言う。
その笑顔が愛しい。
壊したいほど、愛しい。
夜中。
兄さんが眠っている。
月の光が頬に落ちる。
呼吸の音。まつ毛の影。
どれも僕だけのものだ。
僕は、静かにベッドの隣に座る。
兄さんの寝顔を見ながら、頭の中で世界が沈んでいく。
兄さんがいなければ、僕は何もない。
兄さんが誰かに取られるくらいなら――
いや、やめよう。
そんなこと考えちゃダメだ。
兄さんが悲しむ。
兄さんの涙は見たくない。
だから、ただ。
こうして、見ているだけでいい。
誰も兄さんを知らない夜のうちだけは、
僕が兄さんのすべてを見ていられる。
「兄さん……大好き」
返事はない。
眠っている兄さんの胸が上下するだけ。
でも、それでいい。
今夜も、兄さんが僕の隣で眠ってる。
それだけで、世界は完璧だ。
……ねえ、兄さん。
明日の朝も、僕の名前を呼んで。
「カナダ〜」って。
その声を聞けるなら、
僕はまだ、人間のふりをしていられるから。
終…
✂︎——————ｷﾘﾄﾘ線—————–✂︎
おかえりなさい〜
いやぁ…カナアメっていいっすねぇ〜(◜¬◝ )
逆もええけど、私はカナアメ派だなぁ…
《リクエストについて》
現在リクエストはお断りしています。今いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
では、閲覧ありがとうございました！
コメント
1件
よし！！大好き！！カナアメ！！
