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もしもの世界線で____ 。

7 - 第7話  背高な其奴はどちら側

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2023年07月02日

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早く刀を。

動け俺の体。

このままじゃ、奴の思い通りになる。


卍「聞こえないのか!!アメリカ!!触れるな!!」

🇺🇸「うるせーなぁ、もうお前のもんじゃねぇよ。」

卍「黙れ!!日帝!!早く逃げろ!!」


無理だ。

間に合わない。

その時だった。

誰かに視界を塞がれた。

それから耳元で。


🇮🇹👑「日帝クン。こっちおいで。」

☀︎「い..伊国…..、」

🇮🇹👑「助けてあげる。」


嘘だ。

お前はそちら側だろう?

もうわからない。

誰が味方で、誰が敵なのか。


🇮🇹👑「奥の部屋に行こう。」


卍「離せッッ、私から手をどけろ!!!」

🇬🇧「少し、五月蝿いですよ。」

☀︎「先輩 .. ッッ !!」

卍「安心しろ、必ず助ける!!!!!」

先輩の向かって手を伸ばしたが、届かなかった。

全部俺のせいだ。

俺のせいで。


🇮🇹👑「怖がらないでよ、今日は僕の担当なんだ。」

☀︎「..は?」

🇮🇹👑「日によって変わってるのさ、アメリカクンが一番多いけどね。」


意味が分からない。

何だ、此処の奴らは俺をペットだと思ってるのか?

おいおい。

それはごめんだぞ。


☀︎「それは具体的にどういうものなんだ。」

🇮🇹👑「それは….国によって変わるんじゃない?」


僕はナチスクンが言ってたような事はしないよ、

と、言いつつ、俺を軽く撫でた。


元味方と言えど、今は敵だ。

しかし、悔しい事にその手が心地よく感じた。




さぁ、どうする。

先輩を助けに行くか、此処の国たちの動きを見るか。

俺には一つしかない。

助けに行こう。

その為にはまずこの部屋を出なくてはならない。

しかし隣には伊国がいる。

俺は音を出さないよう、ゆっくりと歩き、ドアノブに手を近づけた。


🇮🇹👑「ねぇ、何してるんだい?」


まずい。

まずいぞ。


☀︎「いや…、少しな。」

🇮🇹👑「逃げようとしてるのかい…?」

☀︎「違う、違うんだ。」

🇮🇹👑「へぇ…..ならどうしてそこに?」


考えろ、切り抜けろ。

此処を出なければどうにもならない。


🇮🇹👑「僕はねぇ…、アメリカクンに渡したくないんだよ。君を。」

☀︎「…は?」


意味もわからないまま、俺は背高な其奴に抱きしめられていた。


※若干愛され表現があるかもしれませんが、此処から変わってくるはずなのでご心配なく。

もしもの世界線で____ 。

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