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スパハ、あや子の過去編

スパハ目線から

舞台 第二次世界大戦ドイツ


『職員カルテ』

nameベン.スパハ

年齢 30歳

性別 男

人体実験係

いらないと感じたらすぐ被験体を殺すので彼に見張りがついていないと勝手な事をするので注意。


机に俺のカルテがあった。管理人が置いていったものだろう…いらない所が沢山書いてある。というか、だから俺人体実験によく当たるんだな。そうだ。最近新しい被験体が来たんだったな。確か、あっちの棚にあったっけ。

俺は棚から被験体のカルテを見つけ、それを手にとり読んだ。

『被験体カルテ』

name 水竹あや子

日本人

年齢 18歳

性別 女

ポーランドから


日本人なのにポーランドからか。きっと途中で捕まってしまったのだろう。被験体は307号室に居るはずだ。まずは挨拶だけして終わりにするか。


307号室についた。その被験体は猛獣が威嚇した様にこっちを睨んでいる。関係ない。被験体はどうせ対抗出来ないからな。

「今日から担当する事になったベン.スパハだ。よろしくな。」

被験体はきょとんとした顔を一瞬したが、すぐに警戒してこっちを睨みながらなんか喋っている。なに言ってんだ?あぁ日本語か。そうだ。日本ってあのロシアに勝った国か。命知らずで敵に突撃するんだったな。女性も同じだったとは。面白い。今日の彼女の態度で面白いと思った。確か日本についての本が自室にあった気がする。見てみるか。

一日目 終

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