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うーん…ノベルっていいね()
🎲 青桃
切ないかも
nmmn
夢ではありません
「……ん、ぁ…?」
ほとんどかすれた声。
レースカーテンがかけられた窓から
嫌になるくらいさす光が眩しい。
「おはよ」
「ん、おは、ょ…」
聴こえた声に少し安堵を覚え 、
ベッドをおりる。
「今日朝ごはん何すんの?」
「…目玉焼きとか、…」
「ええなぁ、俺も食べたい。」
いつもとなんら変わらない会話。
なんでか、怖い。
トン、トン、トン…
階段をおりる。
いつもより足が重い、
晴れなのに、頭も痛い。
「…つくるか…」
チッチッチッチッ…ボゥッ
コンコン、パカッ
ジュゥー…
「ベーコン入れた方がいいかな…?」
「めっちゃ匂いする…はよ食べたい…」
「んふはっ、でしょ? 」
コトン。
「…いただきます。」
………
「…ん、意外と上出来だ。」
「…なんか言ったらどう、?」
「んー?…いや、だってさ…」
「もう、まろいないんやもん。」
「…わかってる。」
「わかってるよ」
「わかってるつもりだけどさ」
「…早いんだよ、ばーか。」
食卓に並んだ1人分の食事は、
俺にとって酷く冷たかった。
服のそでを濡らしたまんま、
向かいの席を見てしまった。
『ふつうの朝』